息子は言葉が遅い子で二語分しか話せずヤバいレベル、音読を続けて国語が大得意に

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息子は言葉が遅い子で二語分しか話せずヤバいレベル。小3の時担任の先生に真剣に相談に行くと「インプットとアウトプットが大事。毎日音読と日記続けてみてください。教育大附属の子どもたちは宿題でやってます」と言われすぐ本屋へ。音読は私がキッチンにいる時息子がぺったりと入り口に座り込んで
「今日のおんどく!」と叫んでから読み始めます。たどたどしい音読だけどまだ可愛い声にうっとり。一個読み終わるのに10分かかってヘトヘトになった息子に「ねぇ、ママ〇〇くんの声大好き、毎日ききたいな」というと照れてはにかんだ顔で「うん、いいよよんであげる。」と息子。
次の日から毎日ご飯を作っていると、音読してあげるね、と息子がやってきて1話ずつ話してくれました。いちいちリアクション取る私。感想を話します。「明日はこぶとりじいさんだよ」とか予告してくれたり。2周目にもなると慣れてきてスラスラ読めてしまうので「じゃ今日は倍速でよんでみて!」と
リクエストすると息子が必死で倍速で読むから噛んだりして、最後は2人で大笑いになりました。昔話が30ほど詰まったあの本どこへ行ったのかな。日記は毎日書いてもらってみんなが寝た後に返事を赤ペンで書いて。そんな楽しいやり取りをずっと続けました。大変だったけどかけがえないとても幸せな時間。
小学校4年になると塾へ行き始めたので忙しくてそんな時間はなくなり、音読と日記はやめたけど5年生の時の先生が懇談で「国語が得意でずば抜けています。いつも学校でも一番読書しています。この作文読んでみてください。」息子の書いた作文用紙20枚の冒険物語を読ませてくれました。涙が止まりません。
「このストーリー展開、すごい。大人顔負けです。登場人物のこの行動がラストの伏線になっていたり。起承転結もできている。小さい頃から本をたくさん読んであげたんですね?」いえいえ、私も読んだけど、前の学校の先生のご指導で本人に読ませてきたんです。きっと、そのおかげなんですよと。
その7年後息子はセンター試験で現代文が9割取れたおかげでセンター利用で現役大学合格を果たしました。就職した今も読書が大好きです。小学3年生の時の荒木先生を探して心からお礼を言いたい。そしてこの話が言葉が遅いお子さんをお持ちの親御さんの、少しでも参考になればと思います。
人は人との出会いで不運にも潰れてしまったり逆に運良く良き方へ導かれたりするものだと思います。自分もそんな経験を重ねてきました。
皆さんのこれからの出会いが良きものでありますようにと願います。息子と荒木先生の出会いのように。
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ツイートへの反応

子供のためにすぐに実践し継続したお母さんが素晴らしいと思います。もちろん毎日音読と日記を続けて国語が得意になったお子さんも凄い!

同じ子を持つ者として、涙が止まりませんでした。

いい出会いって大事ですね。感動しました。

素敵な町さんと息子さんのお話。
いいことすぐとり入れ継続。
素晴らしい✨

小2の我が子は知的障害がある二語文なのでご子息とは異なると思いますが、親が諦めたら終わりだなと、そこで試合終了だなと笑、改めて思うことができました✨

家族の絆ってこういうところから生まれるのだなあと感動しました
そして、先生との出会い
人生って誰と出会うかどんな環境で育つかってかなりのウエイトを占めてますよね

大学合格もすごいですが、それよりお子さんとの絆というか、毎日の楽しそうなやりとりが目に浮かんで感動しました。
先生のアドバイスもよかったのかもしれませんが、私は街不動産さんのような親になりたいです。

情緒に通ううちの子も同じです…毎朝兄のお古の色んな教科書を旦那が朝学校行く前にルーティーンで読ませてます。音読は上手です。継続は力ですね。子供の力を信じて親も付き添いたいと思います。

国語出来るという事はどの教科でも問題文の本質をきちんと理解出来ることに繋がりますよね。うちの不登校児だった娘も同じです。本、雑誌、漫画なんでも今でも読んでます。お仕事でも本領発揮ですね。