1. ホーム
  2. 4gamer
  3. レトロンバーガー Order 1:ミニなメガドライブ,実はもうある。ミニじゃない最新型もある。PnPゲーム機を大特集編

 レトロゲーム。それは単なるゲームプレイの楽しさ以上に,歴史の重みを味わえたり,現状では失われた魅力を発見できたり,時代の徒花を拝めたりする,ディープドープな世界。「過去の遺物」を扱う世界ながら,トレンドやテクノロジーの進歩などを反映して,現在の企画に使われたり,リメイク作品が出たり,オマージュ作品が出たりと,日々変化して“新しいシーン”を見せてくれています。

 そんな「ナウでヤングなレトロゲームの世界」をフィーチャーしていこうというのが,「ファミコンが必要」と言われれば四角ボタンを持ち出し,「タニタの体組織計を特集」と言われれば「ママみって」を持ち出す,この早苗月 ハンバーグ食べ男による連載企画「レトロンバーガー」。第1回では,最近「プレイステーション クラシック」や「NEOGEO mini」など,ちょっとしたブームとなっている「Plug and Play(PnP)機」を,初回ということもありヌルッと大特集でお届けします。


PnP機の始まりは?


 最初期のコンシューマゲーム機(MagnaboxのOdyssey,任天堂のテレビゲーム15など)は,ソフトを入れ替えてさまざまなゲームをプレイするというものではなく,あらかじめハード内に入っているゲームから1つを選んで遊ぶというものでした……というのはマニアには釈迦に説法かもしれません。そんなわけで「最初期のコンシューマゲーム機はPnPだった」と言うこともできるでしょう。

 そんなスタイルが1977年に発売されたAtari 2600の大ヒットでガラッと変わり(ちなみに世界初のロムカセット式ゲーム機はFairchild SemiconductorのVideo Entertainment Systemだったとか),それ以降は「コンシューマゲーム機はハードのほかにソフトを購入して遊ぶもの」と,(例外はあるものの)相場が決まっています。

 ご存知の通り1990年代のゲーム機も「ソフト/ハード別体」を継承していましたが,その一方で「ソフト内蔵型ゲーム機」への回帰が静かに始まりました。その発端がどこかは明らかではありませんが,一説によると1995年に発売されたAtari 2600エミュレータを搭載した「TV Boy」という海賊版商品が,現在につながる“複数のレトロゲームを収録したPnP機”のルーツと言えたり,それ以前にも台湾あたりにいろいろと痕跡があったりするそうです。この辺は断定が難しいので,興味がある人はじっくり調べてみると何かの新事実を発見できるかも!

 そんな形で転がり始めたPnPの世界ですが,Atari 2600はさすがに古く,かと言ってAtari 2600の後継機は残念な結果に終わったし,当時だとPlayStationをPnP化するには新しすぎて,任天堂はPnP機を出す気配がない……そんな状況で輝けるプラットフォーマーと言えば,そう,ちょっと変なところで輝くあの会社。セガ・エンタープライゼス(当時)でした。


ドキッ! メガドライブだらけの超進化大会


 日本ではあまり知られていませんが,実はセガハードはブラジルで大成功していたそうです。現地ゲームメーカーのTectoyにライセンスを提供して国内生産を行わせたので,現地の高額な輸入関税を回避でき,さらに正規販路で流通させられたため市場シェアを独占(最大のライバル・任天堂は代理店を設けなかったので販路に難があり,しかも海賊版ソフトを取り締まれなかった)。とくにメガドライブがヒットしたため,ブラジルでは「ビデオゲームと言えばメガドラ」という認識が浸透したとか。

 また若干皮肉ながら,1990年代のブラジルは経済状態的にゲームプレイ環境があまり更新されなかったこともあり,コンポジット(RCA)接続の安価な製品が好まれ続けました。そんなわけで,ブラジルにおいて“メガドライブのPnP機”は最高のセレクトで,セガサターンやドリームキャストの時代になっても,メガドライブをベースとしたPnP機が独自の発展を続けます。

 マイナーチェンジを含めるとブラジルだけでも20種類くらい,世界的には50種類くらいのメガドライブ派生ハードが出ているようです。テラドライブやワンダーメガなどの本家派生ハードも含めると70種類くらいになるんじゃないでしょうか。もっと細かいバージョン違いを含めたり,同アーキテクチャのキッズコンピュータ・ピコを含めたりすると,100種類は軽く超えます。メガドラは

Mega Drive 4

某イベントでhally氏のブースにて購入した,メガドライブSoC「315-6123」の未使用品。ちなみにセガは,こういったチップをアクリル樹脂に封じた「メガドライブ記念盾」という商品を販売したことがあった  メガドライブ系PnP機を象徴するハードの1つが,2009年にTectoyから発売された「Mega Drive 4」。4ですよ,4。ギター付きです。かっこいいですね。システムボードにはSoC(System-on-a-chip。特定のシステムを1チップに集約した集積回路)化されたメガドライブに加え,携帯電話用のチップも乗っていて,モバイル版「Need for Speed: ProStreet」も遊べます。

 すごいハードですね。ただ,これをブラジルから直輸入するのに高額な関税やら何やらでPS4が買えるくらいのコストがかかったことは思い出したくありません。

 「メガドライブ2は知ってるけど4って何だよ……」と戸惑ったあなた。これがブラジルのセガ愛です。

 「……じゃあメガドライブ3もあるの?」と思ったあなた。もちろんあります。

Genesis 3 & Mega Drive 3  

 Tectoyは,「Mega Drive III」を1993〜1996年ごろに販売していました。そして写真左は1998年にアメリカのMajesco Entertainmentから発売された「Genesis 3」(Genesis = 北米などでのメガドライブの名称)。右は2000年ごろにLite Star/UMCから発売されたらしい,ぶっちゃけ正規ライセンスか怪しい「Mega Drive 3」です。名前はどれも「メガドライブ(Genesis)3」ですが,全部別物です。

※日本の「メガドライブ2」より早くTectoyの「Mega Drive III」が出ているのは,ブラジル独自の「Mega Drive II(メガドライブに「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」や「ソニック・ザ・ヘッジホッグ2」が同梱もしくは内蔵されたもの)」が1992年ごろに出ていたためらしい。

 「さすがのMega Drive 3も20世紀で終息したか」と思ったあなた。Tectoyは1998〜2005年あたりに「SUPER MEGA DRIVE 3」というPnP機を販売していたようです。あと2007年に「Super Mega Drive 3」シリーズの81タイトル内蔵版「81 SUPER JOGOS」をリネームした「Mega Drive 3」,2008年に筐体リニューアル版の86タイトル内蔵「Mega Drive 3」を発売するなど,いろいろ出ています。ややこしすぎて目眩がします。

 ちなみにマスターシステムのPnP機である「Master System 2」とか「Master System 3」とかもあります。目眩が強まります。

SEGA GENESIS CLASSIC GAME CONSOLE &
SEGA GENESIS ULTIMATE PORTABLE GAME PLAYER

 メガドライブのPnP機を作っているのは,先述のようにTectoyだけではありません。アメリカ・カリフォルニア州に拠点を置き,Atari2600〜7800をベースとしたPnP機「Atari Flashback」シリーズの展開や,台湾支社から東アジアでのセガタイトル販売を行っていたAtGames Cloud Holdingsが,2010年ごろ「SEGA GENESIS CLASSIC GAME CONSOLE」(写真右)をリリースしました。これはPnPとしては珍しくROMの差込口があり,任意のROMを挿して遊ぶこともできます。

 それと同時期にAtGamesは,携帯型の「SEGA GENESIS ULTIMATE PORTABLE GAME PLAYER」(写真左)もリリースしていました。こちらにROM挿入口はありませんが,Nomad(携帯機型Genesis)よりも小型! ちなみに販売担当はアメリカがHyperkin,ヨーロッパがBlaze,ブラジルがTectoyと,世界各国のレトロ復刻系メーカーによるドリームチームみたいな布陣になっています。

 そして2017年,その前年に任天堂がリリースした“ミニチュア的なPnP機”である「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」の大好評を受けてなのか,AtGamesは同様の“ミニチュア的なPnP機”をメガドライブベースで生み出します。

Sega Genesis Flashback

 それが「Sega Genesis Flashback」です。こちらはAmazon.comなど北米のゲーム取扱店から購入できたり,一部のマニアックな国内店舗が輸入販売をしていたりするので,入手は比較的容易です。「ニンテンドークラシック ミニ スーパーファミコン」が発売されたときに「ミニメガドラも欲しい」という意見をSNSで何度か目にしましたが,実はもうあるんですよ!

 ちょっと小さいですね。オリジナルのメガドライブと並べてみましょう。


 かわいいですね。

「SEGA GENESIS CLASSIC GAME CONSOLE」と「Sega Genesis Flashback」のコントローラは,ほぼ同じもののようだ
Mega Drive Edição Limitada

 「メガドライブの第2の故郷」と言っても過言ではないブラジルのTectoyも,レトロハード復古ブームに黙ってはいませんでした。「Sega Genesis Flashback」よりも一足早く発売されていたのが,こちらの「Mega Drive Edição Limitada(Mega Drive Limited Edition)」。本体の寸法はオリジナルのメガドライブとほぼ同一,コントローラ差込口は9ピン仕様,ヘッドフォン端子もあるなど,これは復古どころか“新生”です。素晴らしい! ただ,これをブラジルから直輸入するのに高額な関税やら何やらでPS4が買えるくらいのコストがかかったことは思い出したくありません。

 とりあえず,オリジナルのメガドライブと比べてみましょう。


 かっこいいですね。

メガドライブ ミニ(仮称)
 そしてメガドライブの本家であるセガゲームスから「2019年に全世界で同時期に発売予定」と告知されている(関連記事)のが「メガドライブ ミニ(仮称)」。収録タイトルなどの詳細は未だに明かされていませんが,続報が楽しみですね!

「Sega Genesis Flashback」よりも小さい筐体。フェムトドライブと呼ぼうかアトドライブと呼ぼうか……(画像は4月の「セガフェス」ライブ配信をキャプチャしたもの)
Sega Reactor
 オマケに,こちらは2010年にイギリスを中心として欧州で販売された「Sega Reactor」。筐体の雰囲気は某ハードに似ていますが,メガドライブタイトルを20種類,TectoyとAtGamesのオリジナルタイトルを14種類,本体開発元の中国・叢林互動科技(Jungletac)などによるスポーツゲームを16種類収録しています。叢林互動科技は,これも某ハードに似ていると話題になった「威力棒Vii」の開発元でもあるので,デザインは,まあ,察しましょう。そんなわけで,日本・中国・イギリス・アメリカ・ブラジルそれぞれの,ある意味で“美味しい部分”を一度に楽しめる,素晴らしいゲーム機です。

こちらは「威力棒Vii」と中身が同じらしい「V-Sports」 「V-Sports」と「Sega Reactor」を並べてみたところ。ちなみにJungletacが販売していたゲーム機「Zone」シリーズも,これまたちょっとした沼
メガドライブ Play TV

 これは「メガドライブ Play TV」Vol.1Vol.2。「ストリートファイターII’プラス」と「大魔界村」を収録したVol.3も出ていますが,出荷台数が少なかったらしく希少品で,中古市場では高値で取引されているようです。

 販売はセガトイズで,アメリカの電子玩具メーカー・Radica Genesisが開発した「Sega Genesis Plug n Play」を日本向けにしたものです。ソフトはVol.1だと英語版ですが,Vol.2だと日本語版となっていて微妙に驚きます。「メガドライブ ミニ」が発売されるまでは,おそらくこれが唯一の日本で正規販売されたメガドライブ系PnP機でしょう。

 そんなこんなで,姿を変えつつも製造が続けられているメガドライブ。hally氏は,メガドライブSoCの沿革を追った同人誌「ジェネシス・オン・ア・チップ」において,「メガドライブは実は一度として終わったことなどない」と記しています。そう,セガサターンが終わっても,ドリームキャストが終わっても,メガドライブは現在進行系で活躍中なのです。

hally氏による評論系同人誌「ジェネシス・オン・ア・チップ」。BEEPなどで購入可能だ
 まあ頭をメガドライブ漬けにすると夜中に変な夢を見るかもしれないので,そろそろほかのメーカーにも目を向けましょう。


任天堂「ニンテンドークラシックミニ」シリーズ



 「ニンテンドークラシックミニ」シリーズは日陰者だったPnP機を世に知らしめた存在であると同時に,“ミニチュア的なPnP機”ブームの火付け役とも言えます。また,「お蔵入りになったタイトル(スターフォックス2)でも,こういうハードなら復活させられる」という可能性を示してくれました。あと4Gamerのハード班も楽しそうに分解していました。


SNK「NEOGEO mini」



 国内版は7月に発売,インターナショナル版は10月に発売されたSNKの「NEOGEO mini」は,本体にモニタを持ちながら映像出力や専用ゲームパッド接続も可能という,携帯機とPnP機のハイブリッド的なタイプ。ミニチュア系PnP機としては,アーケード筐体をオマージュしているという点もユニークです。

 個人的にはスティックがアナログスティックのようなタイプであるのはちょっと残念に思うものの,家庭用ネオジオのソフトよりも安価で,ネオジオCDよりもロード速い! 1990年代アーケードゲーマーにはグッサリ刺さる逸品です。


Tommo「NEOGEO X Golden Edition」



 そしてNEOGEO miniよりも6年くらい先に出ていたのが「NEOGEO X Golden Edition」。こちらはアメリカのTommoがSNKプレイモア(当時)からライセンスを受けて制作したもので,家庭用ネオジオがモチーフとなっています。ちなみに最近のTommoもテクノスジャパンのスーパーファミコン用タイトルを復刻させたりと,精力的にレトロゲームをリバイバル中です。

ミニチュア系PnP版のネオジオ(AES風)とネオジオ(MVS風)を並べてみたところ

タイトー「タイトーノスタルジア」ほか


 タイトーのPnP機と言えば,2月に発売した「電車でGO! PLUG&PLAY」が,まだ記憶に新しいところ。詳しくは当時掲載したプレイレポートを見ていただくとして,タイトーはそれ以前にもバンダイが2006年に展開した「Let’s!TVプレイCLASSIC」シリーズにタイトルを提供していました。そのほか,硬貨を入れるとゲームを遊べる貯金箱「スペースインベーダー ゲーム筐体型バンク」やテーブル筐体型のLSIゲーム機など,単なるグッズでなく“遊べるもの”を売るということへの意欲をたびたび見せてくれるメーカーなので,今後の展開にも期待したいところです。

小さい筐体にアーケードゲーム2本と,それぞれのアレンジ版を搭載した「タイトーノスタルジア」シリーズ
 また「スペースインベーダー」をはじめ「パズルボブル」や「QIX」など,シンプルながら遊びがいがあるタイトー初期タイトルは人気が根強く,複数のメーカーからPnP機がリリースされています。……Jakks Pacificの「Space Invaders TV Game」は,なぜか右レバーなんですが。

なぜか右レバー

ナムコ「ナムコノスタルジア」ほか


 バンダイの「Let’s!TVプレイCLASSIC」は,後に合併するナムコのゲームもリリースされていました。

「ナムコノスタルジア」は家庭用ゲームからセレクト。こちらもアレンジ版が収録されている 全種を並べてみたところ
 ナムコのオールドタイトルは,パックマンを中心として北米での人気が強いので,PnP機も多数リリースされています。その中でも特筆したいのがコレ。

ゴースト型のバージョンも出ており,そちらは出荷数が極端に少ない珍品
 パックマン型という愛らしい形状の「Pacman Connect and Play」……このように筐体デザインで遊べるのもPnP機ならではです。


Retro-Bit「GENERATION」


「GENERATION」シリーズの,国内版1〜4と北米版1
「ストリートファイターII」とコラボしたPC/メガドライブ対応のゲームパッド。9ピンとUSBの二又端子……その発想はなかった  昔は非公認のファミコン互換機や8/16bitゲーム機をオマージュした周辺機器を販売していて,個人的に「怪しい会社だなあ……」と思っていた,アメリカのRetro-Bit。今ではそれに加えて,カプコンタイトルとコラボしたゲームパッド,データイーストやジャレコなどの旧作を複数本まとめたカートリッジ,そして「GENERATIONS」シリーズを正規ライセンスで販売しているので,かつて疑ったことを謝りたい今日このごろ。この「GENERATIONS」シリーズはアーケード/コンシューマ/携帯機を問わず,メーカーしばりで収録していて,ハッチポッチというか,幕の内弁当と言うか,そんな雰囲気が個性的。北米版とJNNEXの販売による国内版では収録タイトルに若干の違いがあるのはコレクター泣かせですが,それでも正規流通はありがたいところです。


ハル研究所「PasocomMini MZ-80C」



 ハル研究所は,シャープの「MZ-80C」を1/4スケールのPnP機として復活させました。内部には特殊なファームウェアのRaspberry Pi A+が収められていて,SmileBasic準拠のBASICやMZ-80エミュレータ向けの機械語によるプログラミングが可能です。筆者は正直,インテリア状態です。


ヘルメッツ「X68000 for Raspberry Pi」



 オマケに,ヘルメッツによるシャープ許諾済みのX68000型Raspberry Pi 2/3 Model B用ケース「X68000 for Raspberry Pi」も紹介しましょう。ボードを入れてX68000エミュレータを立ち上げれば「PnP版X68000」と言えるものになるでしょうが,筆者は未組立。Raspberry Piも買っているし,最低でも仮組みくらいはされていていいはずなのに,インテリアですらない未開封……何か組み立てを邪魔する時空の歪みが起こっていたのでしょう。たぶん。

 今ではRaspberry Piのような小型シングルボードでも1990年代後期のコンシューマゲーム機に匹敵するスペックを持っているので,ミニチュア筐体を作ってそこに入れれば,「ミニ○○」的なマシンを割りと簡単に自作できます。ミニチュア系は「NESPi」という商品名のNES型ケースが有名なほか,ざっと調べるとスーパーファミコン型やニンテンドウ64型のケースを自作している人も多く見つかり,そのほかゲームボーイ型ケースやゲームボーイ筐体そのものに基板を組み込むためのツールも販売されています。さらにアメリカでは意匠権の有効期限が14年なので,すでにゲームボーイアドバンス型のケースも市販されているようです。それにしても任天堂ハードが多いわけですが,ラズパイユーザーには任天堂ファンが多いのでしょうか?


SIE「プレイステーション クラシック」


写真は東京ゲームショウ2018出展時のもの
 最後に,現在とくに大きな注目を集めているのがソニー・インタラクティブエンタテインメントから12月3日に発売される「プレイステーション クラシック」。奥行き105mmというCD-ROMより小さい筐体に,20タイトルが収録されるとか。4Gamerでは,先日インプレッション紹介記事を掲載しました。

 収録ソフトには「鉄拳3」が入っているので,漫画「ハイスコアガール」で行われた「このプレステコントローラーのボタンの同時押しってのがシビアだな……こうして(人差し指と中指で上から2ボタン押し)押せばいいのか……こうして(親指1本で横から2ボタン押し)押せばいいのか……」という葛藤を2018年に味わえるというわけです。素晴らしい。


 今回は「レトロゲームのPnP機」かつ「筆者が所有しているもの」を主に集めてみたので,PnP機の世界からすれば,ほんの一端に過ぎません。本稿ではJakks PacificやRadica GamesなどPnP界の雄には軽く触れただけですし,AtGamesの「Flashback」シリーズはメガドライブとAtari以外にもコレコビジョンやインテレビジョンがあって,インテレビジョンは権利元のMattel自らもPnP化していす。日本だと,タカラの「プラグイット」シリーズから出た「電脳冒険記ウェブダイバー」の玩具は,変形合体ロボット×PnPゲーム機というユニークな試みが印象的でした。そんな良いものもあれば,怪しいハードもありますので,興味のある人はディグってみてください! 結構な時間を棒に振れますよ!

いろいろありますよ(Atari 2600ベースのPnP機 / コモドール64ベースのPnP機)
 かつてのPnP機は「安価で流通させられるゲーム機」という意味合いが強かったのですが,近年は「実際にプレイできるミニチュア筐体」というデザイン的なメリットも発揮し始め,PS2時代の「電車でGO! FINAL」もPnP機化されるなど,新たなシーンへと差し掛かっています。今後のPnP界が,ますます楽しみですね。

 ちなみに個人的にはミニPCエンジンが欲しいのですが,現在の商標保有者であるKONAMIやビッグローブと,PCエンジンで活躍したナムコやタイトーなどに話をつけて,あとNEC周りの権利関係もうまくまとめてくれる,そんなすごいメーカーはどこかから現れないでしょうか。それこそブラジル製でPS4 Pro並のコストがかかっても買いたいのですが。ミニPCエンジンを。ミニPCエンジン。

この記事は『 4gamer 』からRSSを読み込んでいる外部記事になります。
記事URL:https://www.4gamer.net/games/999/G999905/20181017086/

記事本文を読む

お勧めの記事

今月発売のゲーム

  • Book
  • グッズ
  • アニメ
PRAmazon

専用攻略サイトリンク

一覧