【メタスコア】『スーパーマリオギャラクシー + スーパーマリオギャラクシー 2』メディア評価レビュー

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2025年10月2日に発売の『スーパーマリオギャラクシー + スーパーマリオギャラクシー 2』のメディアレビューが公開されMetacriticのメタスコアが集計されました。このページではMetacriticへ寄稿された『スーパーマリオギャラクシー + スーパーマリオギャラクシー 2』に対する海外ゲームメディアのレビューを翻訳してまとめています。

メタスコアは80代後半と良好な評価を獲得しています。約20年前の傑作2本が今なお色褪せない輝きを放っていることが証明された一方、Wiiリモコンからの移行や現代化が不十分な点にはしっかり批判も寄せられています。購入の参考になれば幸いです。

20年経っても宇宙は最高に楽しい、ただしコントローラーだけが追いついていない

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Super Mario Galaxy + Super Mario Galaxy 2metacritic.com

この『スーパーマリオギャラクシー + スーパーマリオギャラクシー 2』は、Wii時代に生まれた3Dプラットフォーマーの金字塔2作をSwitch向けにまとめたパッケージです。小さな惑星をぴょんぴょん飛び回り、天井を歩き、重力に翻弄されながらパワースターを集めるゲームデザインは、今遊んでも本当に新鮮で驚きに満ちています。アイデアの量と質が圧倒的で、ステージを1つクリアするたびに「次は何が来るんだろう」とワクワクが止まりません。

一方で、オリジナル版のWiiリモコンによるポインター操作をジャイロセンサーで代用しているところが大きな弱点になっています。特にヨッシーの舌アクションでは精密な照準が求められるのにジャイロが不安定で、もどかしさを感じる場面が少なくないですね。右スティックでカメラを回せない仕様もそのまま残っており、フルリメイクではなくあくまで移植であることを思い知らされます。

重力で遊ぶという発明が、今なお色褪せない

本作の核となるのは、宇宙空間に浮かぶ球状の小惑星を飛び回り、重力の向きが次々と変わるレベルデザインです。上が下になり、下が上になる。壁を歩いたかと思えば天井に立っている。この「重力を手玉に取る」感覚は、20年近く経った今でも「見開いた目のような驚き」を与え続けていると評されています。

特に圧巻なのが、1つのステージに惜しみなく新しいギミックを投入しては、すぐ次のアイデアに移っていく贅沢さです。スピンアタックのたびに反転するプラットフォーム、音楽に合わせて現れたり消えたりするパネル、背景を切り取る巨大な丸鋸──「任天堂のデザイナーたちは、頭が爆発する前に新しいアイデアを出したくてたまらないかのよう」と表現されるほど。最近の傑作『Astro Bot』と比較しても、本作のアイデアの規模感と独創性は未だに群を抜いているかもしれません。

パワーアップとヨッシーが広げる遊びの幅

ハチマリオで空を飛び、オバケマリオで壁をすり抜け、アイスマリオで溶岩の上を優雅にスケートする。溶岩とスケートという「プラットフォームゲームの最も古い定石2つを融合させた天才的なアイデア」と絶賛されるステージもあります。

『2』で加わったヨッシーの存在感も見逃せません。舌で敵を食べたり吐き出したりするだけでなく、ダッシュペッパーで急勾配を駆け上がったり、バルーンフルーツで巨大に膨らんで浮かんだり、ライトヨッシーで幽霊の足場を実体化させたりと、固有のパワーアップがゲームプレイに心地よい緩急を生み出しています。

オーケストラBGMと「おたすけモード」がさらに体験を引き上げる

「グラスティガーデンギャラクシー」や「ウインドガーデン」に代表されるフルオーケストラの楽曲は、プレイヤーのあらゆるアクションを壮大な冒険に引き上げてくれます。Switch 2のドックモードでは4K解像度にアップスケールされ、絵本のような宇宙のビジュアルがよりクリアに描画されるのも嬉しいポイント。メインメニューから全楽曲を聴けるサウンドテスト機能も追加されています。

新たに搭載されたおたすけモードでは、体力が2倍になり、ブラックホールに落ちても直前の足場に自動復帰できます。立ち止まるだけで体力が回復する仕様もあるので、アクションが苦手でも安心。2Pがポインターで敵を止めたりスターピースを集めたりする協力プレイもあり、家族や子供と一緒に遊べるのは大きな魅力ですね。

ただ、ちょっと引っかかるところもあります

ジャイロ操作が「不器用な手のダンス」になりがち

最大の不満点は、Wiiリモコンのポインター操作をジャイロで代用したことによるストレスです。画面を直接指さすだけでよかったWii版と違い、Joy-Conやコントローラーを傾けて照準を合わせるのは不正確で、「ポインターと常に格闘している」ような感覚になります。

携帯モードだとさらに深刻で、本体を傾けてジャイロ操作しながらスティックで移動し、さらにタッチスクリーンにも触れなければならない。これは「厄介なダンスのような手の動き」と評されるほど煩雑で、敵の攻撃を避けきれずにやられてしまうことも。ポインター操作を右スティックに割り当てるといった現代的なコントロールオプションが一切用意されていないのは、フルリメイクではないベタ移植の限界と言わざるを得ません。

カメラが自由に回せないもどかしさ

右スティックで自由にカメラを動かせないという当時の仕様がそのまま残っています。自動カメラ自体は優秀なんですが、『スーパーマリオ オデッセイ』に慣れたプレイヤーにとっては、周囲を見渡せない窮屈さがどうしても気になるところですね。

カットシーンのぼやけと強気な価格設定

ゲームプレイ中は4Kの美しいグラフィックを堪能できますが、イベントムービーは元の低解像度素材がそのまま使われています。鮮明なプレイ画面からカットシーンに切り替わった瞬間、映像がぼやけてしまうのはかなり気になります。「洗車場でワックスをかけられ、ざっと掃除されただけの中古のクラシックカー」という辛辣な評もあり、任天堂が最小限の労力で仕上げた印象は否めません。

18年前と15年前のゲーム2本のセットでありながら、現代のフルプライス新作と同等の価格設定も議論を呼んでいます。アクセシビリティ機能の欠如も「現代のゲーム業界において任天堂が永久に遅れをとっている分野」として指摘されています。

『1』と『2』、どっちが好き?──永遠に決着がつかない論争

本作には『スーパーマリオギャラクシー』と『スーパーマリオギャラクシー 2』の2作が収録されていますが、どちらが優れているかは「美味しいチョコレートケーキのどちらのピースがより美味しいかを議論するようなもの」と言われるほど、ファンの間で意見が分かれています。

初代を推す人は、重力を使った球体マップというビデオゲームの常識を覆した「最初の魔法」を重視しています。探索できる美しい拠点「ほうき星の天文台」の存在や、ロゼッタの絵本を通じて語られる悲しくメランコリックなストーリーが、歴代マリオにはない異例の深みをもたらしていると。

一方、レビュアーの多数派は『2』を推しています。ハブワールドやストーリーを削ぎ落としてテンポを格段に向上させ、ヨッシーという新たな手札を加えることで予測不可能なギミックの波状攻撃を実現しました。クリア後のステージ難易度は「3Dマリオのダークソウル」と比喩されるほど容赦がなく、アクションゲームとしての純度は初代を凌ぐと評価されています。

メディアレビュー紹介

高評価

Shacknews — 100
重力や天地を覆す革新的なレベルデザインは今なお驚異的だ!特に『2』はヨッシーの追加で探索の可能性が爆発し、傑作の名を欲しいままにしている。息を呑むHDグラフィックに加え、初心者向けのアシストモードも完備。Switchで遊べる最高の3Dプラットフォーマーだと断言できる、至高の宇宙旅行である!
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VGC — 100
今なお本作は3Dマリオの最高峰として君臨している!息を呑む惑星間のジャンプや、「ダッシュペッパー」などヨッシーの多彩なパワーアップは喜びに満ち溢れている。Wiiリモコンを模したジャイロ操作には少々の難があるものの、ジャンル史上最も創造的で圧倒的な傑作であることに揺るぎはない、まさに必携の一本だ!
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Player 2 — 100
Wii時代の傑作がSwitch 2の4K画質で美しく蘇った!「ハチマリオ」や「ゴロ岩マリオ」など多彩なパワーアップや重力を駆使したアクションは、最新ゲームすら凌駕する完成度を誇る。壮大なオーケストラ音楽も相まって、すべての操作が最高の体験へと昇華されている。マリオファンなら絶対買うべき至高の作品だ!
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低評価

CD-Action — 70
ゲーム自体は今遊んでも驚異的だが、任天堂の姿勢には失望を禁じ得ない。新作と同等の高額な価格設定でありながら、自由なカメラ操作やヨッシーの右スティック照準といった現代的な改善が一切放棄されている。新規要素も乏しく、ただ古い名作を急いでホコリを払っただけの「極めて怠慢な移植」と言わざるを得ない。
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Gfinity — 70
4K画質への引き上げは見事だが、Wii時代の「モーション操作の呪縛」が本作の足を引っ張っている。特に携帯モードでは、ヨッシーの舌を使うためにスティック、ジャイロ、タッチ操作を同時に強要され非常に苦痛だ。なぜボタンへの完全な再割り当てを行わなかったのか。過去の遺物に縛られた、もどかしい移植版である。
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Region Free — 100
4K/60fpsで現代に蘇った本作は、今なお革新的で圧倒的な楽しさを誇る至高の傑作だ!しかし、この宇宙旅行にも致命的な傷がある。強気すぎる価格設定や、現代に必須のアクセシビリティ設定を放棄した任天堂の閉鎖的な姿勢は到底看過できない。手放しで絶賛できる名作なだけに、この怠慢は非常に残念でならない。
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まとめると

  • 重力を活かしたレベルデザインは約20年経った今でもまったく古さを感じさせない圧倒的な完成度
  • 1つのステージごとに惜しみなく新しいギミックが投入される贅沢なアイデア量
  • 『2』で追加されたヨッシーと固有パワーアップがゲームプレイの幅を大きく広げている
  • フルオーケストラのBGMとSwitch 2での4Kアップスケールにより見た目も音も最高の体験
  • おたすけモードと2人プレイの追加でアクションが苦手な人や家族でも楽しめる
  • Wiiリモコンのポインター操作をジャイロで代用した結果、操作の不正確さと煩雑さが目立つ
  • 右スティックでカメラを回せない仕様がそのまま残っており現代の3Dアクションに慣れた人には窮屈
  • カットシーンが低解像度のままでゲームプレイ画面との落差が大きい
  • 18年前と15年前の作品2本に対するフルプライスの価格設定に批判あり
  • アクセシビリティ機能が一切なく現代のゲームとしては不十分

製品情報

項目詳細
タイトルスーパーマリオギャラクシー + スーパーマリオギャラクシー 2
ジャンル3Dプラットフォームアクション
発売日2025年10月2日
対応機種Nintendo Switch / Nintendo Switch 2
プレイ人数1〜2人(2Pアシスト)

メタスコアについて

Metacriticで集計されているゲーム評価のスコアです。大手メディアに投稿されたレビューのスコアを平均された数値になります。メタスコアは大きく変わる機会は少ないですが、集計サイトが増えるにつれて頻繁に変動します。

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神ゲー良ゲー凡ゲー低評価爆弾持ち