新作ゲーム『Saros』主人公アルジュンの特徴的な「怒りの声」はロサンゼルスの交通渋滞から生まれた! 声優ラフル・コーリ氏が明かす意外な誕生秘話とは
2026年05月15日 | #ゲーム #発売 | Eurogamer
Housemarqueが開発中の新作ゲーム『Saros』において、主人公アルジュン・デヴラジの声優を務めるラフル・コーリ氏が、キャラクターボイスの意外な誕生秘話を明かしました。多くのゲームキャラクターは印象的な声でプレイヤーに記憶されますが、『Saros』のアルジュンの特徴的な「怒り」を表現した声は、なんとロサンゼルスのひどい交通渋滞に巻き込まれた際のコーリ氏自身の苛立ちから生まれたとのことです。
アルジュンの「怒りの声」が誕生
コーリ氏によると、フライトの時間が迫る中で、早朝からロサンゼルスの反対側にあるスタジオでのトレーラー録音に向かう必要があったそうです。しかし、交通渋滞に巻き込まれてしまい、午前7時か8時にはすでに「ひどくイライラして怒っていた」と振り返っています。この時の苛立ちがそのままトレーラーの録音に反映され、それまでに試してきたどの声よりも「怒り、そして激しさ」が際立ったボイスが偶然にも生まれたとのこと。開発チームはこの声を聞いてすぐに「これだ! まさに彼(アルジュン)だ」と感じ、キャラクターのイメージと完全に合致したと話しています。
開発の舞台裏ドキュメンタリーで詳細を公開
このエピソードは、Housemarqueが公開を開始したドキュメンタリーシリーズ「Finding Carcosa」の最初の動画「Becoming Arjun」で語られています。シリーズのディレクターを務めるポール・J・ヴォーゲル氏は、コーリ氏のこの体験について「ストーリーテリングにおける創造性が、いかに予測不能で、まったくもって華々しくない形で生まれることがあるかを示す素晴らしい例」とコメントしています。キャラクターが研究やリハーサル、ディレクターとの連携を通じて生まれる一方で、「時にはひどい通勤の経験一つで生まれることもある」と結んでいます。なお、『Saros』はリリース後、4つ星の評価を獲得しており、その物語性が体験と少し矛盾する部分もあるものの、Housemarqueらしいトップティアのアクションゲームであると評されています。