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元『Star Wars: The Old Republic』ディレクター、ジェームズ・オーレン氏がBioWare退社の真相を語る―EAによるリブート計画却下が引き金に

2026年05月15日 | #ゲーム #発売 | IGN

元『Star Wars: The Old Republic』ディレクター、ジェームズ・オーレン氏がBioWare退社の真相を語る―EAによるリブート計画却下が引き金に

元『Star Wars: The Old Republic』のディレクターとして知られるジェームズ・オーレン氏が、2018年のBioWare退社に至るまでの経緯を詳細に語りました。同氏は、EAに却下された同作のリブート計画が退社の大きな要因であったと明かしています。BioWareで22年間キャリアを積んだベテラン開発者として、『Baldur's Gate』や『Star Wars: Knights of the Old Republic』など数々の名作を手がけてきたオーレン氏の発言は、業界に大きな波紋を呼んでいます。

『Star Wars: The Old Republic』リブート計画の全貌

オーレン氏は、BioWare Austinスタジオで『Star Wars: The Old Republic』の制作を指揮する以前から、MMO(大規模多人数同時参加型オンラインゲーム)には抵抗があったと語っています。しかし、最終的にはBioWareの共同創設者であるレイ・ムジカ氏とグレッグ・ゼシュク氏からの要請を受け、ディレクターに就任しました。ゲーム開発の初期段階では、数百人規模のチームをまとめる難しさに直面し、「誰もが『World of Warcraft』の宇宙版を作りたがっていたが、私の仕事はそうではないと伝えることだったが、それができなかった」と当時の苦悩を吐露しています。

その後、オーレン氏は『Star Wars: The Old Republic』を『Star Wars: The New Republic』として完全にリブートする計画に半年間を費やし、ルーカスフィルムのキャスリーン・ケネディ元社長や『スター・ウォーズ』のクリエイティブ責任者であるデイブ・フィローニ氏から承認を得ることに成功しました。フィローニ氏は、共和国崩壊の数百年前に設定すれば、現在のストーリーラインとの関連性を持たせられると述べたとのことです。さらに、オーレン氏は『Star Wars: The Old Republic』を嫌っていた当時のEAチーフデザインオフィサーであるパトリック・ソーデルランド氏を説得することにも成功し、「キャリア最大の功績の一つだった」と振り返っています。

EAからの拒否と燃え尽き症候群

しかし、リブート計画はEAの取締役会によって却下されてしまいました。取締役会は、『Star Wars: The Old Republic』の開発に数百万ドルを費やしたことを理由に、さらなる投資に難色を示したとのことです。この出来事がオーレン氏にとって「終わりの始まり」となり、退社を決意する決定打となりました。

オーレン氏は、この件を通じて「誰もが私を非常に役に立つと思っているが、実際には高給取りの完全に無能な人間だと感じていた」と語り、達成感の欠如が燃え尽き症候群の最大の要因であると分析しています。また、最近ではArchetype Entertainmentのスタジオ責任者を務めていましたが、その経験も「6年間ほぼ私を殺しかけていた」と明かし、自身の健康や私生活に悪影響が出たため、再び退社することになったとのことです。クリエイティブな人間として、スタジオの責任者として常にビジョンが攻撃される状況は「健康的な場所ではない」と述べています。

項目 内容
元所属 BioWare、Archetype Entertainment
担当作品 『Star Wars: The Old Republic』ディレクターなど
退社時期 BioWare 2018年、Archetype Entertainment 2023年