初代『ボーダーランズ』のアートスタイル変更にTake-Twoが5000万ドルを投じていたことが判明! 発売延期も乗り越え大ヒットへと繋がった大胆な決断の裏側
2026年05月18日 | #ゲーム #発売 | GamesRadar+
初代『ボーダーランズ』のアートスタイルが開発最終段階で大幅に変更されたことにより、親会社であるTake-Twoが約5000万ドルもの費用を投じていたことが明らかになりました。これはTake-TwoのCEOであるStrauss Zelnick氏が最近のインタビューで語った内容で、この決断がなければ『ボーダーランズ』はヒットしなかっただろうと振り返っています。当時のゲーム業界では、Xbox 360のシューターゲームに多く見られた陰鬱な色彩が主流でしたが、同作は最終的にセルルックシェーディングという、現在ではおなじみのアートスタイルを採用した経緯があります。
開発終盤での大胆なアートスタイル変更
Zelnick氏によると、『ボーダーランズ』は開発完了まであと2ヶ月という段階で、別の上級役員がZelnick氏のオフィスを訪れ、「アートスタイルが不適切で、差別化ができていないため、ゲームを作り直したい」と進言したとのことです。元々『ボーダーランズ』は2007年に発表された際、それは『Gears of War』や『Fallout』のような荒廃した世界観と似たアートスタイルでした。しかし、その後しばらく情報が途絶え、2008年に現在のセルルックシェーディングのアートスタイルで再発表され、2009年に発売されて大ヒットシリーズへと成長していきます。
5000万ドルの投資と1年以上の発売延期
Zelnick氏はこのアートスタイルの変更が、会社に5000万ドルもの追加費用を発生させ、発売スケジュールを1年以上も後ろ倒しにしたと明かしています。氏はこの決断について、当時としては「非常に非常識」であり、他の多くのパブリッシャーであれば「ゲームは完成しているから、リリースして次に進もう。アートスタイルのために5000万ドルもかけて作り直すなんてありえない」と判断していただろうと述べています。しかし、Zelnick氏自身は「深く掘り下げて検討した結果、最終的にその決断を支持した」と語っており、このリスクを伴うアートスタイル変更こそが『ボーダーランズ』をヒット作へと導いた要因だったと強く認識しているとのことです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アートスタイル変更費用 | 約5000万ドル |
| 発売延期期間 | 1年以上 |