CD Projekt Redが『The Witcher 4』と『Cyberpunk 2』の開発でドキュメント管理を徹底!『Cyberpunk 2077』の反省を活かし、情報共有と効率化で品質向上を目指す
2026年05月19日 | #ゲーム #発売 #アプデ | GamesRadar+
CD Projekt Redは、『The Witcher 4』や『Cyberpunk 2』といった新作のゲーム開発において、『Cyberpunk 2077』で経験したような開発上の問題が繰り返されないよう、抜本的な改善策を講じていることを明らかにしました。開発チームは、これまで課題だった「ドキュメント管理」の体制を徹底的に見直すことで、今後のプロジェクトにおける効率化と品質向上を目指すとのことです。
ドキュメント管理の徹底で開発プロセスを改善
CD Projekt Redは、これまでゲーム開発におけるドキュメント管理が不十分だったことを認めています。『The Witcher 1』や『The Witcher 2』の開発時には、将来を見越した資料作成がほとんど行われず、現在では当時の技術的知識がほとんど残っていない状況だったそうです。特に『The Witcher』のリメイク版制作では、過去の技術資料が不足していたため、共同開発会社であるFool's Theoryのベテラン開発者の「失われた部族の知識」に頼る場面もあったとのこと。 『Cyberpunk 2077』の開発では、新しいドキュメントツール「Confluence」を導入したものの、約8,000ページもの膨大な資料が作成され、その維持管理が後回しになってしまったと説明されています。さらに、『Phantom Liberty』DLCの開発時には、ドキュメントがクラウドと社内サーバーに分かれてしまい、情報が断片化して混乱が生じた経験も報告されています。このような反省を踏まえ、今後はドキュメントを全社で共有し、開発フェーズの各「ゲート」通過の必須要件とすることで、一貫性のある情報管理体制を確立するとしています。
全社的な知識共有で開発効率アップ
今後は、異なるタイムゾーンや地域で作業するチーム間でもドキュメントが共有されるようになります。これにより、例えば『The Witcher』の開発チームが特定の課題に対する解決策を見つけた場合、『Cyberpunk』チームもその情報を参照し、自身のコードに活用できるようになるそうです。この全社的な知識共有アプローチによって、異なるチームが同じ問題を何度も解決する手間を省き、いずれかのプロジェクトで画期的な進展があった際には、会社全体がその恩恵を受けられるようになります。これにより、開発の効率化だけでなく、最終的なゲーム品質の向上にも繋がることが期待されます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開発元 | CD Projekt Red |
| 発表タイトル | 『The Witcher 4』、『Cyberpunk 2』 |
| 開発状況 | 進行中 |