Steam大ヒット作『Slay the Spire 2』、一部のレビュー爆撃にもかかわらず売上への影響は限定的との見方。早期アクセスのゲーム評価の難しさが浮き彫りに
2026年05月20日 | #ゲーム #発売 #アプデ | GamesRadar+
PCゲームプラットフォームSteamにて配信中の人気タイトル『Slay the Spire 2』は、リリース直後に57万3,000人を超える同時接続プレイヤー数を記録し、今年上半期最大のヒット作の一つとなりました。しかし、一部のプレイヤーからの「レビュー爆撃」によって、ゲームの評価が急落する事態が発生しています。
発売後の評価急落も売上への影響は限定的
ゲーム分析会社IndieBIの創設者兼CEOであるTom Kaczmarczyk氏によると、『Slay the Spire 2』のレビュー爆撃は、実際の売上にはそれほど大きな影響を与えていないとのことです。同氏はDigital Dragonsでの講演で、Steamでのプレイヤー評価の重要性について語り、「圧倒的に好評」ではなくても「非常に好評」で、レビュー数が600件より1,000件の方が多いゲームの方が、パフォーマンスが良いと述べています。
Kaczmarczyk氏は、『Slay the Spire 2』のケースでは、中国の巨大なプレイヤーコミュニティが一部のアップデートや変更を嫌い、批判的なレビューを大量に投稿したことが、レビュー爆撃の主な原因であったと指摘しています。早期アクセス中のローグライクデッキビルダーである本作は、開発チームがカードや機能のバランス調整、追加を常に実施しており、その変更が一部のプレイヤーに受け入れられなかったようです。しかし、Kaczmarczyk氏は、他のゲームであれば致命的になりかねないレビューの急落にもかかわらず、本作は「持ちこたえるだろう」と予測しており、中国での売上も「それほど落ち込んでいない」と結論付けています。
早期アクセス中のゲームにおける評価の難しさ
『Slay the Spire 2』は現在早期アクセス中で、開発チームはプレイヤーからのフィードバックを受けて頻繁にアップデートを行っています。これにより、ゲームバランスや新機能の追加など、様々な変更が加えられています。しかし、これらの変更が常にすべてのプレイヤーに好意的に受け入れられるわけではありません。特に、中国のプレイヤーコミュニティでは、このような変更に対する意見をレビューとして表明する傾向が強いとされています。
前作『Slay the Spire』が数年にわたって高い人気を維持したように、本作も早期アクセス特有の課題やSteamレビューの変動を乗り越え、デッキビルダーの王としての地位を確立していくことが期待されます。