CD Projekt Red、初代『ウィッチャー』に幻のマルチプレイヤーモードを構想していたことが判明! 開発初期の野心と今後のマルチプレイヤー展開に注目
2026年05月20日 | #ゲーム #発売 | GamesRadar+
CD Projekt Redが、シリーズの原点であるRPG『ウィッチャー』に、発売はされなかったものの、マルチプレイヤーモードを搭載しようとしていたことが明らかになりました。同社のシニアテクニカルライターであるAdrian Fulneczek氏がDigital Dragonsの講演で語った内容で、初期の開発ドキュメントの中にその構想が記されていたとのことです。この試みは実現しませんでしたが、当時の開発チームが抱いていた大きな野心を示しています。
幻となったマルチプレイヤーの野望
Fulneczek氏によると、『ウィッチャー』の開発初期に作成されたノートには、ゲームに実装したかった機能がリストアップされており、その中にマルチプレイヤーモードが含まれていたそうです。しかし、当時のCD Projekt Redは小規模なチームで、「クラフト、パイプライン、ロジック」を同時に構築していく段階だったため、壮大なRPGに加えてマルチプレイヤー機能を実装するのは困難だったとされています。このことから、初期の『ウィッチャー』開発がいかに試行錯誤の連続だったかが伺えます。
CD Projekt Redのマルチプレイヤーへの道のり
CD Projekt Redは、これまでもマルチプレイヤー要素に複雑な歴史を持っています。『サイバーパンク2077』では、当初マルチプレイヤー版のリリースが検討されていましたが、発売後の状況を受けて「再検討する」と発表されました。しかし、『サイバーパンク2』の求人情報からは、何らかのオンラインプレイが組み込まれる可能性も示唆されており、その規模や形式はまだ不明です。これまでの同社のタイトルでは、『グウェント ウィッチャーカードゲーム』や『ウィッチャー・アドベンチャーゲーム』、『ウィッチャー・バトルアリーナ』、『ウィッチャー:モンスター・スレイヤー』といったスピンオフ作品でマルチプレイヤー要素が導入されてきました。また、ファンの手によって『ウィッチャーオンライン』や『CyberMP』といった非公式のマルチプレイヤーmodも存在しています。
新たなウィッチャープロジェクトにもマルチプレイヤー
現在、CD Projekt Redは「Project Sirius」とコードネームが付けられた新しいウィッチャーゲームを開発中で、この作品にはマルチプレイヤー機能が盛り込まれる予定です。先日、『Destiny 2: The Final Shape』のナラティブリードが開発チームに加わったことも発表されており、今後の展開が注目されます。また、『サイバーパンク エッジランナーズ』のキャラクターであるルーシーとレベッカが、近日中に『鳴潮』とのコラボで登場するとのことですが、『鳴潮』はマルチプレイヤー要素を持つRPGです。これはサイバーパンクのキャラクターがマルチプレイヤーの場に進出する、小さな一歩と言えるかもしれません。