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エンブレーサーグループが2社に分割! 『トゥームレイダー』や『ロード・オブ・ザ・リング』を擁する新会社「フェローシップ・エンターテインメント」設立へ、IPの潜在能力を最大限に引き出すための再編が進行中

2026年05月20日 | #ゲーム #発売 | VGC

エンブレーサーグループが2社に分割! 『トゥームレイダー』や『ロード・オブ・ザ・リング』を擁する新会社「フェローシップ・エンターテインメント」設立へ、IPの潜在能力を最大限に引き出すための再編が進行中

エンブレーサーグループは、同社を2つの独立した公開企業に分割する計画を発表しました。この再編により、人気IPである『トゥームレイダー』や『ロード・オブ・ザ・リング』を含む主要ゲームIPは、新設される「フェローシップ・エンターテインメント」が運営することになります。この動きは、それぞれの企業がより柔軟に事業戦略を追求し、IPの潜在能力を最大限に引き出すことを目的としているとのことです。

人気ゲームIPを擁する新会社「フェローシップ・エンターテインメント」が誕生

2027年に設立が予定されているフェローシップ・エンターテインメントは、「IP主導型」のエンターテインメント企業として、ゲームの開発、パブリッシング、ライセンス供与を中心に展開していくとしています。この新会社は、『ロード・オブ・ザ・リング』のIPに加え、『トゥームレイダー』、『Darksiders』、『Dead Island』、『Kingdom Come Deliverance』、『Metro』、『Remnant』といった人気ゲームフランチャイズを管轄します。参加スタジオには、4A Games、Crystal Dynamics、Dambuster Studios、Dark Horse Media、Eidos-Montréal、Fishlabs、Flying Wild Hog Studios、Gunfire Games、Middle-earth Enterprises、Redoctane Games、Warhorse Studiosなどが名を連ねています。これにより、これらの人気IPは一元化されたビジネスプランのもと、さらなる発展が期待されます。

Embracer Groupの事業再編と今後の展望

一方、分割後のエンブレーサーグループは、引き続き多様な事業セグメントを持つ分散型組織として運営されます。同社は、『Destroy All Humans!』、『Desperados』、『Gothic』、『Killing Floor』、『Kingdom of Amalur』、『MX vs. ATV』、『Reanimal』、『Ride』、『Screamer』、『Titan Quest』、『Wreckfest』などのIPに加え、『Hot Wheels Unleashed』や『スポンジ・ボブ』などのライセンス事業も継続するとのことです。エンブレーサーグループに残る企業には、Aspyr、Beamdog、CrazyLabs、Deca、Demiurge、DPI Merchandising、Limited Run Games、Milestone、Plaion Partners、Plaion Pictures、THQ Nordic(35のスタジオおよび子会社を含む)、Tripwire、Vertigo Gamesなどが含まれます。今回の分割により、エンブレーサーグループはM&Aに、フェローシップ・エンターテインメントはスタジオとパブリッシング業務に、それぞれ焦点を当てることが可能になるとされています。

新体制における経営陣の交代

エンブレーサーグループの現CEOであるフィル・ロジャース氏とCOOのリー・グインチャード氏は、フェローシップ・エンターテインメントのCEOとCOOに就任します。CFOにはムゲ・ブイヨン氏が就任する予定です。エンブレーサーグループの新たなCEOとCFOの採用プロセスはすでに開始されているとのことです。エンブレーサーグループの取締役会議長であるラース・ヴィンゲフォース氏は、株主への書簡で、今回の分割の主な理由は「IP、それぞれのコミュニティ、そして世界最高のゲーム開発者たちの共同の可能性を最大限に引き出すために、経営陣の集中を高めること」だと述べています。

IPの価値向上への期待

ヴィンゲフォース氏は、フェローシップ・エンターテインメントが保有する資産は「業界で最も過小評価されている」とし、最大の株主としてその状況を変え、潜在能力を最大限に引き出す構造を構築することが自身の義務だと考えているとのことです。同氏は、フェローシップ・エンターテインメントが業界トップクラスの収益性を達成し、業界平均を上回る健全な長期的な有機的成長を示すことができると確信しているとコメントしています。