Embracer Groupが『Saints Row』、『Deus Ex』、『TimeSplitters』など休眠IPの復活へ外部パートナーシップを模索、新たな事業部門で人気フランチャイズを拡大するとのこと
ゲーム業界の巨人Embracer Groupが、新たにFellowship Entertainmentという事業部門を立ち上げ、自社の人気IP(知的財産)の拡大と、休眠状態にあるゲームフランチャイズの再活性化を目指すことを発表しました。この動きは、『Saints Row』や『Deus Ex』、『TimeSplitters』といった、長らく新作が途絶えていたタイトルに新たな光を当てる可能性を秘めており、多くのファンの間で期待が高まっています。特に、Embracer傘下ではない外部のスタジオとの提携を積極的に模索するとしており、これまでの枠にとらわれない展開が予想されます。
休眠IPの復活に期待!外部パートナーシップで新たな展開
Fellowship Entertainmentの設立により、Embracer Groupは『Saints Row』、『Legacy of Kain』、『Deus Ex』、『Red Faction』、『The Mask』、『Thief』、『TimeSplitters』といった、ファンに愛されながらも長らく新作が出ていなかったIPについて、外部パートナーシップをより積極的に模索していく方針を打ち出しています。例えば、『Saints Row』シリーズは2022年のリブート作が賛否両論となり、開発元のVolitionも2023年に閉鎖されました。また、『Deus Ex』は2016年の『Deus Ex: Mankind Divided』以来新作がなく、ファンからは新作を望む声が多く上がっていました。『TimeSplitters』も2021年に新作開発が発表されたものの、2023年のEmbracerの大規模再編に伴い開発スタジオが閉鎖され、プロジェクトが中止になった経緯があります。今回の発表は、これらのタイトルがEmbracer傘下ではないスタジオの手によって、新たな形で生まれ変わる可能性を示唆しています。
既存の大型IPにも積極投資、今後のラインナップに注目
Embracer Groupは、今回の休眠IPの再活性化だけでなく、『The Lord of the Rings/Middle-earth』や『Tomb Raider』といった既存の大型IPへの投資も強化するとしています。具体的には、『Kingdom Come: Deliverance』、『Dead Island』、『Darksiders』、『Remnant』、そして『Metro』シリーズといったAAAタイトルに重点を置くとのことです。『Kingdom Come: Deliverance』の開発元であるWarhorseは、『The Lord of the Rings』のRPGと新たな『Kingdom Come』の新作を開発中であることをすでに発表しています。また、Crystal Dynamicsが2つの『Tomb Raider』ゲームを開発中であることや、『Dead Island 3』、『Metro 2039』の制作も確定しています。『Remnant』シリーズの3作目については公式発表はありませんが、これまでの成功から鑑みると、いずれ発表される可能性が高いとされています。今回のEmbracer Groupの動きが、ゲーム業界にどのような新風を吹き込むのか、今後の発表に注目が集まります。