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『Fallout: New Vegas』ディレクターのジョシュ・ソーヤー氏が開発秘話を語る、一度は諦めた『Fallout』の夢が『New Vegas』で叶うまでの道のり

2026年02月12日 | #ゲーム #発売 | GamesRadar+

『Fallout: New Vegas』ディレクターのジョシュ・ソーヤー氏が開発秘話を語る、一度は諦めた『Fallout』の夢が『New Vegas』で叶うまでの道のり

『Fallout: New Vegas』のディレクターを務めたジョシュ・ソーヤー氏が、シリーズ開発の道のりについて語っています。元々『Fallout』シリーズの生みの親であるBlack Isle Studiosに在籍していた同氏は、そこで幻の『Fallout 3』(コードネーム:Van Buren)の開発に携わっていましたが、スタジオの財政難によりプロジェクトが中止となり、一度はシリーズへの関わりを諦めていたとのこと。しかし、その後『New Vegas』の機会が訪れ、再び夢が叶ったと明かしています。

『New Vegas』開発への経緯

Bethesdaが『Fallout 3』をリリースした後、同社は次なる『The Elder Scrolls』作品(後の『Skyrim』)の開発に注力したいと考えていました。しかし、『Fallout』の成功を継続させるため、スピンオフ作品の開発を別のスタジオに依頼することになります。そこで白羽の矢が立ったのが、Black Isle Studiosの元従業員が多く設立したObsidian Entertainmentでした。ソーヤー氏は、このオファーには正直驚いたと述べています。Black Isle在籍時代から『Fallout』のゲーム開発を夢見ていたものの、Bethesdaが『Fallout』のライセンスを取得した際、もうその機会は訪れないだろうと考えていたそうです。

Black Isle StudiosのDNAが色濃く残る『New Vegas』

『Van Buren』で計画されていた多くのアイデアは、『New Vegas』に再統合されています。ソーヤー氏は、Black Isle Studiosとの継続性がオリジナルゲームの精神を保つのに役立ったと考えているとのこと。彼の見解では、『Fallout』シリーズの基本理念はObsidianのそれと元々非常に近いものがあり、新しい世代のデベロッパーが加わったとしても、Black IsleのDNAがObsidianに強く影響を与えていたと説明しています。Bethesdaの『Fallout 3』は探索の自由度が高かったものの、クエストの選択肢や反応はBlack Isleのオリジナル作品ほどオープンではありませんでした。そこでソーヤー氏は、初代『Fallout』で気に入っていた「どこへでも行ける」「主要なルートをスキップできる」「誰を殺しても(あるいは誰も殺さなくても)メインクエストを完了できる」といった要素を『New Vegas』に取り戻すことを重視したそうです。真面目なテーマとコミカルなユーモアのバランスも、シリーズにとって重要だと考えていたとのこと。

項目 内容
ゲームタイトル Fallout: New Vegas
開発スタジオ Obsidian Entertainment
シリーズ元祖開発 Black Isle Studios