ベセスダ開発者が語るMorrowindリメイクの難しさ - ソースコードの懸念と現代への適性
2026年01月31日 | #ゲーム | Eurogamer
ベセスダ・ソフトワークスのベテラン開発者が、人気RPG「The Elder Scrolls III: Morrowind」のリメイクについて、その実現性や現代のゲーム体験としての適性について懐疑的な見解を示しました。17年間にわたりベセスダに在籍し、『Starfield』の開発中に退社したブルース・ネスミス氏は、数々のプロジェクトに携わった経験から、Morrowindのリメイクが難しい理由を率直に語っています。
リメイクの難しさと現代への適性
ネスミス氏は、Morrowindのリメイクが実現しない可能性が高い理由として、まずオリジナルのソースコードの有無を挙げています。「ゲームが古すぎて、オリジナルのソースコードが残っているかさえ疑問です。もし存在したとしても、それをコンパイルできるのか」と、開発当時の技術的制約に触れています。さらに、現代のプレイヤーがMorrowindをプレイした場合、そのゲーム体験は「時代遅れ」と感じられるだろうと懸念を示しました。「昔のゲームをプレイすると、思わず顔をしかめてしまうような瞬間がある」とし、ノスタルジーで許容される『Oblivion』のリマスターとは異なり、Morrowindは、その欠点を乗り越えてでもプレイしたいという熱意がなければ難しいだろうと分析しています。
新しいMorrowindの世界観を創造
ネスミス氏は、リメイクに時間を費やすよりも、Morrowindの世界観を舞台にした全く新しい物語を創り出す方が、より建設的だと提案しています。例えば、「Morrowindの地を再訪し、巨大なカニの宮殿なども含めつつ、時代遅れにならない新しい物語を創造する」というアプローチです。これは、『Skyrim』のエンジンなど最新技術を用いて、ゼロから世界を再構築するような壮大なプロジェクトになるだろうとしています。