ハズブロがライブサービス型ゲームではない新作に10億ドルを投資!『D&D』の宇宙版『Exodus』など、PC・コンソール向け伝統的RPGに注力か
ハズブロは2018年以降、ビデオゲームに約10億ドルを投資していることが明らかになりました。驚くべきことに、その投資対象にライブサービス型ゲームは含まれていないとのことです。この情報は、ハズブロのCEOであるクリス・コックス氏がThe Game Businessのインタビューで語ったもので、同社が業界のトップタイトルと競合できるゲームを作るため、6つのゲームスタジオと社内パブリッシング組織を設立したことを明らかにしています。
ハズブロが注力する新作ゲームたち
ハズブロが自社開発する最初のゲームは、Archetype Entertainmentが手掛ける『Exodus』で、2027年のリリースが予定されています。この作品はWizards of the Coastがパブリッシングを担当しており、コックス氏によると「『D&D』の宇宙版」とも言える内容になっているとのこと。開発チームにはBioWare出身者が多く、「私のお気に入りのゲームを作った人々が多数いる」とコックス氏は期待を寄せています。また、同時期にはInvokeスタジオによる『Warlock: Dungeons & Dragons』も2027年にリリースされる予定で、こちらは「The Game Awards 2026」で発表されたばかりの注目作です。
伝統的なゲームモデルへの回帰
ハズブロは、大成功を収めた『Monopoly Go』のような大規模な収益を上げるライブサービス型ゲームの経験があるにも関わらず、これらの新作ではシングルプレイヤー体験に焦点を当てています。コックス氏とWizards of the Coastは、より伝統的なビジネスモデルを選択しており、PCとコンソール向けのコアゲームに注力しているとのことです。これは「より安全な賭け」であるとコックス氏は説明しており、多額の資金と時間を才能あるチームに投資することで、数十億ドルの利益は得られないかもしれないが、投資回収の可能性ははるかに高いと考えているようです。
今後の展開とIP活用
ハズブロの新しいパブリッシング部門は、主に『D&D』、『Magic: The Gathering』、『トランスフォーマー』といった人気IPを中心にゲームを開発していく方針です。ジャンルとしてはアクションアドベンチャーやRPGが中心で、PCとコンソール向けに注力していくとのこと。一方で、カジュアルゲームやモバイルゲーム、VRといった新しいプラットフォームについては、業界のベストパートナーと協力していくとしています。コックス氏は、ハズブロが世界トップクラスのデジタルゲームライセンサーであることも強調しており、その収益が自社開発の取り組みを支えていると語っています。