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Kickstarter、アダルトコンテンツの新ガイドラインを撤回し謝罪。『ふざけたルールだった』と反省の弁を述べ、クリエイター支援の姿勢を改めて表明

2026年05月21日 | #ゲーム #イベント | Eurogamer

Kickstarter、アダルトコンテンツの新ガイドラインを撤回し謝罪。『ふざけたルールだった』と反省の弁を述べ、クリエイター支援の姿勢を改めて表明

クラウドファンディングサイトのKickstarterが、先日公開したアダルトコンテンツに関する新ガイドラインについて、「完全に失敗した」と率直に謝罪しました。この新ガイドラインは、成人向けプロジェクトの資金調達ルールを厳格化しようとしたものですが、コミュニティから猛烈な反発を受け、「検閲だ」との批判が殺到していました。Kickstarterの最高執行責任者であるショーン・レオフ氏は、この決定がKickstarterの根底にある反骨精神に反するものであったと認め、旧ガイドラインへの回帰を発表しています。

アダルトコンテンツのルール改訂の経緯と問題点

今回のガイドライン改訂は、Kickstarterと決済プロバイダーであるStripeとの間で、成人向けコンテンツに対する認識の違いが生じていたことが原因とされています。Kickstarterが承認したキャンペーンが、Stripeによって資金調達中に停止されるケースが増加しており、このギャップを埋めるために新しいガイドラインが導入されました。しかし、このルールはあまりにも制限が厳しく、Kickstarterが本来信じるものからかけ離れた内容となってしまったとのことです。結果として、クリエイターがプロジェクトを開始する前から検閲されていると感じさせてしまう事態を招いてしまいました。

今後の対応とクリエイター支援について

Kickstarterは、新ガイドラインを撤回し、以前のバージョンに戻すことを決定しました。これは、決済システムを完全にコントロールできない中で、承認されたキャンペーンがStripeによって停止される可能性があるというリスクを伴うとのことです。しかし、Kickstarterは、この「不完全な一時的解決策」が、彼らが信じるものを守り、クリエイターのために戦い続けることを可能にすると説明しています。Stripeに対しては、柔軟性、明確性、一貫性を求め続け、クリエイターが検閲されていると感じることなくプロジェクトを進められるよう、例外を設けたり、解決策を見つけたりしていくとしています。クリエイター向けには、StripeのガイドラインとKickstarter独自のガイドが提供され、Stripeとの摩擦を避けるための情報提供も行われています。

決済プロバイダーによる影響

今回のKickstarterの動きは、MasterCardやVisaといった決済プロバイダーが、SteamやItch.ioなどのゲームプラットフォームに対し、成人向けゲームの販売規制を強化するよう圧力をかけたことと共通する問題意識を抱えています。これらのプラットフォームも、曖昧ながらも広範な変更を導入した結果、意図せずして、クィアなストーリーを伝えたいクリエイターを含む、良質な成人向けゲームが巻き添えになるケースが発生しています。