『Detroit: Become Human』のQuantic Dreamがライブサービスゲーム『Spellcasters Chronicles』の開発を早期アクセス開始からわずか3ヶ月で中止、一方『Star Wars Eclipse』は計画通り進行中と発表
『Detroit: Become Human』で知られるQuantic Dreamが、3月に早期アクセスを開始したばかりのライブサービスゲーム『Spellcasters Chronicles』の開発をわずか3か月で中止しました。同社初となる無料プレイのMOBAとして期待されていましたが、プレイヤー数に伸び悩み、Steamでのユーザー評価も「賛否両論」だったとのことです。ローンチ時の同時接続プレイヤー数はピークで888人でしたが、直近では24時間で54人しか接続していない状況でした。早期アクセス期間を終えることなく、この段階での開発中止は、Quantic Dreamが主力とするシングルプレイヤーのストーリー主導型ゲームとは異なるジャンルへの挑戦が成功しなかったことを示しています。
MOBAからの撤退と開発チームの再編
Quantic Dreamは『Spellcasters Chronicles』について、「大胆かつオリジナルのマルチプレイヤー体験を提案する試みだった」とコメントしています。このプロジェクトを通じて、新たな創造的領域やコンセプトを探求する機会を得たとしながらも、現在の厳しい市場環境において、長期的な持続可能性を確保できるほどの十分なプレイヤーを獲得できなかったと認めています。この結果を受け、同社は『Spellcasters Chronicles』の開発中止という困難な決断を下し、他のプロジェクトへリソースを集中させる方針を表明しました。これにより、スタジオは内部組織の再編を実施し、一部の従業員については配置転換を優先しつつも、レイオフが発生する可能性も示唆しています。
『Star Wars Eclipse』の開発は順調に進行中
一方で、2021年に発表された『Star Wars Eclipse』の開発については、「この決定による影響はなく、計画通り進行している」と強調しています。『Star Wars Eclipse』は、『スター・ウォーズ』のハイ・リパブリック時代を舞台に、Quantic Dreamが得意とするストーリー主導型のゲームプレイとアクションアドベンチャー要素を融合させるとされています。これまでのところ具体的な情報は少ないものの、開発の遅延や従業員確保の困難といった噂を否定し、プロジェクトが順調に進んでいることを繰り返しアナウンスしています。なお、『Spellcasters Chronicles』は2026年6月19日までオンラインアクセスが可能で、それまでに早期アクセス期間中に課金した全額が希望に応じて払い戻されるとのことです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| オンラインアクセス終了日 | 2026年6月19日 |
| 払い戻し対象 | 早期アクセス期間中の全課金額 |