『ポケモン』公認教授になれず34万ドルを要求! 過去の経歴で認定を拒否された男性が任天堂とポケモンカンパニーを提訴、その詳細とは
米国のアイオワ州に住む男性が、任天堂とポケモンカンパニーインターナショナルに対し、ポケモン教授に認定されなかったことを理由に34万1000ドルの損害賠償とポケモン教授への任命を求める訴訟を起こしました。この男性は、トレーディングカードゲームの公式イベントを監督する「ポケモン教授」の認定プログラムに応募しましたが、過去の経歴を理由に申請が却下されたとのことです。
ポケモン教授認定の基準と問題点
ポケモン教授になるためには、ゲームのルールを深く理解し、常に最新情報を追いかける必要があります。また、「正直であること」「責任感があること」「誠実であること」といった基本的な価値観も求められます。訴訟を起こしたカイル・リー・オーウェンズ氏は、最初の試験には合格し、オンボーディングプロセスに進んだとされています。しかし、その過程で行われた身元調査で、10年以上前の低レベルのイリノイ州での重罪と、別の州での軽犯罪(無秩序行為、攻撃的な武器の所持、器物損壊)による裁判への出廷拒否による逮捕状が発覚しました。ポケモンカンパニーインターナショナルはこれらの軽犯罪を理由にオーウェンズ氏の申請を取り消したとのことです。
訴訟の主張と論点
オーウェンズ氏は、ポケモン教授になれなかったことで、イベント開催による「経済的利益」や「製品販売」といった「商業的優位性」を失ったと主張しています。また、身元調査で指摘された裁判への出廷拒否は10年前の出来事であり、有罪判決を受けておらず、ポケモン教授としての資質には影響しないと述べています。さらに、同社が公式大会の運営において独占的な立場を築いていることも批判しています。ポケモンカンパニーインターナショナルの行動規範では、教授は一般プレイヤーよりも高い基準が求められ、違反した場合は再申請の機会なくプログラムから除外される可能性があるとされています。また、「許可されていない物品の売買」も禁止されています。ただし、一部の懲戒処分には異議申し立てプロセスが設けられていますが、オーウェンズ氏は異議申し立ての機会を与えられなかったと主張しているとのことです。