← 最新記事一覧

【PS2 JRPG】「これはちょっと…」と言われたタイトルを振り返る!名作の陰に隠れた期待外れの続編から、意欲的すぎた問題作まで、当時のプレイヤーを戸惑わせた10作品を解説!

2026年05月24日 | #ゲーム #発売 | DualShockers

【PS2 JRPG】「これはちょっと…」と言われたタイトルを振り返る!名作の陰に隠れた期待外れの続編から、意欲的すぎた問題作まで、当時のプレイヤーを戸惑わせた10作品を解説!

PS2時代のJRPGは数々の名作を生み出した一方で、期待外れに終わった作品も少なくありませんでした。当時のスクウェア・エニックスをはじめとする各社は、PS1で確立されたJRPGの魔法を再構築しようと躍起になっていましたが、中にはその方向性を見失ってしまったタイトルも存在します。今回は、PS2でリリースされたJRPGの中から、当時としては残念な評価を受けたタイトルをいくつかご紹介します。

意欲的な試みが裏目に出た作品たち

『ファイナルファンタジーX-2』は、前作の感動的なストーリーラインから一転、ポップなアイドル路線へと舵を切ったことで、多くのファンを戸惑わせました。衣装によってジョブが変わる戦闘システムや、グラフィックの美しさは評価されたものの、ストーリーの質やキャラクターの改変については賛否両論を巻き起こしました。特に、ユウナというキャラクターの新しい姿は、前作のイメージを大きく損なうものとして、否定的な意見が多かったようです。また、前作の設定を覆すような描写が散見され、シリーズのファンにとってはフラストレーションがたまる作品となってしまったとのこと。

『アンリミテッド:サガ』は、そのあまりにもニッチなゲームデザインが特徴的です。7人の主人公から物語を選び、それぞれが他のキャラクターと関わりながら進むというシステムはユニークでしたが、ゲーム内で何も説明されない不親切さがプレイヤーを悩ませました。スロットマシーン風の戦闘システムから次にどこへ行けばいいのかまで、すべてをプレイヤー自身で解き明かす必要があり、まるで未完成のゲームを遊んでいるような感覚に陥ってしまうことも。美しいアートスタイルは評価されましたが、その難解さから多くのプレイヤーに敬遠されてしまったとのことです。

『ドラッグオンドラグーン』は、その衝撃的なストーリーテリングで知られる作品です。カニバリズムすら「4番目にひどいこと」と称されるほど、あらゆる残虐な描写が盛り込まれており、プレイヤーは地獄のような体験をすることになります。しかし、その強烈なストーリーとは裏腹に、ゲームプレイは単調で退屈なものとして評価されています。魅力のない敵が延々と出現するレベルデザインや、繰り返しの多いコンボ、そしてひどいサウンドトラックが、ゲーム全体の体験を損ねていました。開発チームもこの作品から『NieR』シリーズが誕生したことを考えると、ストーリーは一見の価値がありますが、実際にプレイするのは避けた方が良いかもしれません。

続編で失われたシリーズの魅力

『レガイア2 デュエルサーガ』は、PS1の名作『レジェンド オブ レガイア』の続編として登場しましたが、前作が持っていた独自の魅力が薄れてしまいました。革新的な戦闘システムやグラフィック、そして重厚な世界観とサウンドトラックで評価された前作に対し、今作はグラフィックと戦闘システムは引き継いだものの、その他の要素が平凡なJRPGになってしまったとのこと。前作が持っていた独特の物悲しいトーンや、成熟したキャラクター描写が失われ、アニメ調の派手な演出が強調された結果、シリーズの魂を見失ってしまったという意見もあります。

『シャドウハーツ・フロム・ザ・ニューワールド』は、『シャドウハーツ』シリーズの3作目にあたります。ゴシックホラーな世界観とダークな雰囲気が特徴だったシリーズですが、今作では一転して明るくカラフルな世界観へと変更されました。主人公も、シリーズの顔であるユーリからジョニー・ガーランドに代わり、全体的にコミカルな印象が強くなりました。それ自体は悪くないものの、シリーズが持っていたダークなユーモアや不気味さが失われ、結果として個性のないターン制RPGになってしまったと評されています。

『グランディアIII』も、PS2時代のJRPG続編が陥りがちな落とし穴にはまった作品です。『グランディアII』が素晴らしいストーリーとキャラクター、そして冒険感でJRPGの金字塔とされたのに対し、今作はそのすべてを失ってしまいました。冒険感は薄れ、通路から通路へと続く直線的なレベルデザインが目立ち、魅力的なキャラクターも不在でした。特に主人公は終始イライラさせられる存在だったとのこと。戦闘システムは進化を遂げていたものの、JRPGの醍醐味であるストーリーやキャラクター、世界観が伴っていなかったため、戦闘だけを楽しめる作品ではないとされています。

項目 内容
プラットフォーム(共通) PlayStation 2
ジャンル(共通) JRPG(一部アクションRPG)