元『ダイイングライト』ディレクターがジャンプボタンから見出したTechlandの「常識にとらわれない」開発哲学とは?2026年のDigital Dragonsで明かされた秘話
2026年05月24日 | #ゲーム | GamesRadar+
元『ダイイングライト』シリーズのディレクターが、開発初期段階でゲームのジャンプボタンに触れた際、Techlandが「常識にとらわれない」開発姿勢を持っていると確信したエピソードが明かされました。これは、2026年のDigital Dragonsパネルで語られたもので、従来のゲームデザインとは一線を画すTechlandの挑戦的な精神が示されています。
ジャンプボタンに込められた開発思想
元ディレクターのTymon Smektała氏によると、スタジオに加入したばかりの頃、彼が初めて『ダイイングライト』をプレイした際、従来のゲームのようにAボタンでジャンプしようとしたところ、横にいたゲームプログラマーが「ここではAでジャンプしない」と笑顔で答えたそうです。そのプログラマーは、「右バンパーでジャンプするのは、右スティックから指を離さずに視点移動しながらジャンプできるようにするためだ」と説明しました。この体験がSmektała氏にとって、Techlandが「既存のやり方にとらわれず、新しいことに挑戦する勇気を持っている」という大きなサインになったと語られています。
プレイヤーのフィードバックを重視する姿勢
Smektała氏は、Techlandが「勇敢」な開発姿勢を持っていたと述べつつ、この「異なる」操作が単に奇抜であるためではなく、明確な理由に基づいていることを強調しました。この小さな工夫が、Techlandがゲームデザインにおいてプレイヤー体験を最優先する姿勢の表れだとしています。また、Smektała氏は、開発者にはプレイヤーのフィードバックに耳を傾ける「義務」があるとしながらも、「彼らはしばしば間違っている」と発言しており、単に要望に応えるだけでなく、開発者のビジョンとバランスを取ることの重要性を示唆しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| イベント名 | Digital Dragons 2026 |
| 登壇者 | Tymon Smektała(元『ダイイングライト』シリーズディレクター) |
| 発表内容 | 『ダイイングライト』開発初期のエピソード |