『World of Warcraft』が『風ノ旅ビト』や『Sky 星を紡ぐ子どもたち』の開発者に大きな影響を与えていたことが判明! 敵対プレイヤーとの「美しい瞬間」がインスピレーション源に
2026年05月24日 | #ゲーム #ニュース | GamesRadar+
『World of Warcraft』がインディーゲームのクリエイターであるジェノバ・チェン氏にとって「救世主」だったと明かされました。同氏が開発した『風ノ旅ビト』や『Sky 星を紡ぐ子どもたち』といったゲームのインスピレーション源に、プレイヤー間の「美しい瞬間」が大きく影響しているとのことです。
『World of Warcraft』がもたらした無言の交流体験
チェン氏は、かつてアメリカに移住した際の孤独感を『World of Warcraft』(以下、WoW)が癒してくれたと語っています。当時の英語力に自信がなく、ボイスチャットで自分のアイデンティティが露呈すると、相手の対応が変わることに悩んでいたそうです。しかし、そんな中でも「Horde」と「Alliance」という敵対勢力のプレイヤーと、言葉を交わすことなく交流し、お互いに敬意を払い合う「美しい瞬間」を経験したと明かしました。この無言の交流体験が、同氏のゲームにおける「肌の色、アクセント、年齢、性別で判断されないオンラインゲーム」という思想の根幹になったとしています。
『Sky 星を紡ぐ子どもたち』に受け継がれる「判断されない交流」
チェン氏は、この「判断されない交流」というコンセプトが、『風ノ旅ビト』を経て『Sky 星を紡ぐ子どもたち』へと発展したと説明しています。『Sky 星を紡ぐ子どもたち』では、手をつないだり、静かに座ったり、動きでコミュニケーションを取るなど、匿名かつ自由なマルチプレイが実現されています。このゲームは、WoWで経験したプレイヤー間の「圧倒的な感謝」の気持ちを表現したものだとのこと。また、チェン氏は『Final Fantasy X』をプレイ中に感動して涙した経験も、ゲーム開発のきっかけの一つだったと語っており、「とても美しく、そして憂鬱だった」と表現しています。