小島秀夫監督、故ヴィンス・ザンペラ氏とRespawnでの『メタルギア』シューター企画を語る D.I.C.E. 2026で明かされた幻のコラボレーションにゲームファン騒然
ゲーム業界に衝撃が走っています。先日開催されたDICE 2026での「Remembering A Titan」と題されたキーノートにて、ゲームクリエイターの小島秀夫監督が、故ヴィンス・ザンペラ氏と『メタルギア』シリーズのシューター作品制作について話し合っていた過去を明かしました。ザンペラ氏は『コール オブ デューティ』シリーズの共同制作者であり、Respawn Entertainment(以下、Respawn)の設立者としても知られる人物です。
『メタルギア』シューターの幻
この衝撃的な告白は、ザンペラ氏の生涯と功績を振り返るビデオパッケージの中で語られました。小島監督によると、2008年に『メタルギアソリッド4』が発売された後、ザンペラ氏とこの『メタルギア』シューターの構想について話し合ったとのことです。ザンペラ氏は2010年に『コール オブ デューティ』を手がけたInfinity Wardを解雇された後、Jason West氏と共にRespawnを設立しており、小島監督との話し合いはRespawn設立時に検討されていた選択肢の一つだったと明かされています。もしこの企画が実現していれば、『タイタンフォール』や『Apex Legends』を生み出したRespawnが開発する『メタルギア』のシューターという、まさに夢のような作品が誕生していたかもしれません。
ザンペラ氏の功績と業界への影響
DICE 2026では、小島監督以外にも多くの著名人がザンペラ氏への追悼の意を捧げました。Xboxのトップであるフィル・スペンサー氏や、ベセスダのゲームデザイナーであるトッド・ハワード氏らが登壇し、ザンペラ氏が彼らの仕事や人生、そしてゲーム業界全体に与えた影響について語っています。ザンペラ氏は『Medal of Honor: Allied Assault』を率い、『コール オブ デューティ』や『Modern Warfare』を共同で制作。Respawnでは『タイタンフォール』や『Apex Legends』を生み出し、直近では『Battlefield 6』の監修も務めていました。EA Entertainmentの社長であるローラ・ミーレ氏は、ザンペラ氏が「ゲームの作り方を変えただけでなく、より重要なこととして、ゲームを作る人々の扱い方を変えた」と称賛。小島監督自身も、自身がコジマプロダクションを独立して設立する際に、Respawnでの経験を持つザンペラ氏にスタジオ設立のアドバイスを求めたと語っており、「彼がいなければ、今日のゲーム業界は存在しなかっただろう」とまで述べています。