PlayStation 5向けマルチプレイヤーゲーム『Destruction AllStars』が販売終了とサーバーシャットダウンへ、オンライン機能は利用不可に
ソニー・インタラクティブエンタテインメントは、PlayStation 5向けに2020年に発表されたマルチプレイヤーゲーム『Destruction AllStars』について、そのデジタル版の販売を終了し、マルチプレイヤーサーバーをシャットダウンしたと発表しました。これは、PS5のローンチタイトルの一つとして期待され、Lucid Gamesが開発を手がけた「アクション満載のスポーツイベント」として売り出されていたものの、ローンチから5年以上が経過しての出来事となります。ゲーム内の通知には「Destruction AllStarsのマルチプレイヤーサービスはオフラインになりました」と表示されており、購入済みのDestruction Pointは2026年11月25日まで引き換え可能ですが、PlayStation Storeでの販売はすでに停止されています。
マルチプレイヤー機能の終焉と残されたモード
今回のサービス終了により、『Destruction AllStars』の核となるマルチプレイヤー機能は利用できなくなりました。しかし、既存のプレイヤーは「アーケードモード」にアクセスできるとのことです。このモードは、オフラインでのプレイが可能であり、引き続きゲームの世界観を楽しむことはできるでしょう。ただし、オンラインでの対戦や協力プレイを目的としていたプレイヤーにとっては、残念なニュースと言わざるを得ません。
リリース戦略の変遷と評価の低迷
『Destruction AllStars』は当初、PS5のローンチタイトルとして2020年11月に69.99ドルでリリースされる予定でした。しかし、発売直前の数週間で2021年2月へと延期され、価格も19.99ドルへと大幅に引き下げられました。さらに、PlayStation Plus加入者向けの特典として提供されるという戦略変更も行われました。しかし、これらの変更にもかかわらず、批評家やプレイヤーからの評価は芳しくありませんでした。Metacriticでの平均スコアは62点と「賛否両論」にとどまり、ユーザー評価はさらに低い4.9点という結果でした。OpenCriticによれば、批評家のうちゲームを推奨したのはわずか10%に過ぎません。主な批判点としては、コンテンツの不足とマイクロトランザクションの多さが挙げられており、当時の競合する無料プレイゲーム、特にPlayStation Plusで無料提供されていた『ロケットリーグ』のようなタイトルと比べると、競争力に欠けていたとされています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| マルチプレイヤーサービス終了日 | 2026年5月27日(予定) |
| Destruction Point引換期限 | 2026年11月25日 |
| オリジナル価格 | 69.99ドル |
| 最終販売価格 | 19.99ドル |