Take-Twoが『GTA5』マルチプレイヤーMODプラットフォームRage:MPにサービス終了を要請、公認プラットフォームFiveMへの移行を促す方針明らかに
Take-Two Interactiveは、『グランド・セフト・オートV』(以下、GTA5)のマルチプレイヤーMODプラットフォームであるRage:MPに対し、サービス終了を要請しました。これは、Rockstar GamesとTake-Twoが公認する唯一のMODプラットフォームがFiveMであるとの方針に基づくもので、特にオンライン部分のMODについてはFiveMのみが許可されるとのことです。
Rage:MPのサービス終了とFiveMへの移行
Rage:MPの開発チームは、Rockstar GamesとTake-Two Interactiveからの正式な要請を受け、サービスを段階的に終了すると発表しました。これは、両社が定めるプラットフォームライセンス契約(PLA)において、GTA5のマルチプレイヤーMODはFiveMのみが公認されているためとされています。Rage:MPを利用しているサーバーオーナーは、2026年8月31日までにFiveMへの移行を完了するよう求められています。この日をもって、Rage:MPの運営は正式に停止します。
Take-TwoとMODコミュニティの関係
Take-TwoとRockstarは、長年にわたりGTAのMODコミュニティと複雑な関係を築いてきました。2015年には、GTA5のMODを禁止する動きが示唆され、ファンからの反発を招いたこともあります。しかし、その後、MODは許可され、むしろ奨励される方針が示されました。ただし、GTAオンラインの健全性を脅かす可能性のあるものについては、Rockstarが常に監視しているとのことです。過去には、FiveM自体も「海賊行為を助長するコードを含む不正な代替マルチプレイヤーサービス」として、Rockstarから閉鎖を試みられた経緯があります。しかし、最終的には両者が協力関係を築き、2023年8月にはRockstarがFiveMの開発チームであるCfx.reを買収するに至りました。これは、GTA RP(ロールプレイング)コミュニティの盛り上がりが背景にあり、MODがゲーム体験に不可欠な要素となっていることを示しています。この買収は、将来的に『グランド・セフト・オートVI』(以下、GTA6)にMODやコミュニティサーバーが統合される可能性を示唆していると見る向きもあります。
『GTA6』の発売とMODの将来
『GTA6』の発売日については、当初の予定から11月19日に延期されたとされています。Take-Twoはこの期日での発売に自信を見せており、今夏には大規模なマーケティング計画を開始する予定とのことです。ベセスダが『Skyrim』や『Fallout 4』でコンソール版のMODを導入し、コミュニティ制作を可能にした例があるため、『GTA6』でもコンソール版のMODツールが提供されることを期待するファンも少なくありません。現時点では具体的な情報は出ていませんが、RockstarとTake-Twoが『GTA6』の発売に向けて、MODへの取り組みをより真剣に進めていることがRage:MPへの対応からも伺えます。