PS3のゲームエミュレーションは次世代機『PS6』の登場まで本格的な実現は難しいとの分析結果が発表!特殊なCellプロセッサが互換性の壁に
2026年05月28日 | #ゲーム #発売 #ハード・周辺機器 | GamesRadar+
最新の技術分析によると、PlayStation 3(PS3)のゲームエミュレーションは、PlayStation 6(PS6)の登場まで本格的な実現が難しいかもしれません。これは、PS3に搭載されていた特殊なCellプロセッサが原因で、現代のCPUではその命令を効率的に翻訳するのが非常に困難であるためです。これまで、非公式のエミュレータ開発者たちが努力を重ねてきましたが、公式な取り組みはほとんど進んでいないのが現状です。
PS5でのエミュレーションはまだ課題が多い
PS5でLinuxを動作させ、PCのようにして非公式エミュレータ「RPCS3」を動かしたDigital Foundryの分析結果が注目を集めています。その結果、一部のPS3タイトル、例えばローンチタイトルの『リッジレーサー7』はPS5上で4K/60fpsで問題なく動作し、『Resistance: Fall of Man』や『Heavenly Sword』も高解像度で良好な結果を示しました。しかし、『メタルギアソリッド4』、『ゴッド・オブ・ウォー:アセンション』、『Killzone 2』といった後期PS3タイトルでは、オリジナル版よりも動作が不安定になる、あるいはフレームレートが大幅に低下するという課題が浮き彫りになりました。これらのゲームはCellプロセッサをより深く利用しており、単純なエミュレーションでは性能を十分に引き出せないようです。
PS6での本格的エミュレーションに期待
Digital Foundryのリチャード・リードベター氏は、PS3エミュレーションの本格的な実現は、次世代コンソール、具体的にはZen 6 CPUアーキテクチャを搭載するPS6の登場まで待つ必要があると推測しています。Zen 6のCPUは、Cellプロセッサのエミュレーションに必要な処理能力と機能を提供できる可能性が高いとのことです。もちろん、これはソニーがPS6向けに独自のPS3エミュレータ開発に投資するという前提があります。ソニーはこれまで、任天堂やマイクロソフトほど旧作の互換性に力を入れてこなかったため、その動向が注目されます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| エミュレーションの課題 | PS3のCellプロセッサ |
| PS5での動作状況 | 一部タイトルは良好、後期タイトルは課題あり |
| PS6での可能性 | Zen 6 CPUアーキテクチャで実現の可能性 |