『DARK SOULS』だけじゃない!フロム・ソフトウェアが過去に開発した「忘れられた名作」10選!ソウルライクのルーツからホラー、メカアクションまで多様なジャンルに迫る!
2026年05月31日 | #ゲーム #発売 | DualShockers
フロム・ソフトウェアといえば、『DARK SOULS』シリーズや『ELDEN RING』といった、いわゆる「ソウルライク」の傑作で知られています。しかし、同社は数十年にもわたる長い歴史の中で、ソウルライク以外のジャンルでも数多くのゲームを開発してきました。それらの多くは、現在の人気作に比べると忘れられがちですが、中には後のフロム作品に通じる要素を垣間見せる興味深いタイトルも存在します。今回は、ソウルライクの新作を待つ間にプレイするのにぴったりの、フロム・ソフトウェアが過去に手がけた「忘れられた名作」を10タイトルご紹介します。
個性豊かなメカバトルから和風ホラーまで
ラインナップは多岐にわたります。まずは、2006年発売のXbox 360用タイトル『Chromehounds(クロムハウンズ)』。これは、『ARMORED CORE』シリーズとは一味違う、メカを操縦して戦うアクションストラテジーゲームです。ストーリーは、1945年に「Advanced Combat Vehicles(ACV)」と呼ばれる戦闘車両が開発された歴史の分岐点から始まります。残念ながらオンラインモードはサービスを終了していますが、シングルプレイヤーモードだけでも『ARMORED CORE』ファンなら楽しめるでしょう。
次に、2003年発売のXbox用アクションゲーム『御伽-OTOGI-』シリーズがあります。『DARK SOULS II』を和風歴史ファンタジーにしたような作品で、プレイヤーは甦った不死の剣士となり、日本を破壊する demonic forces と戦います。戦闘中に魔力メーターが減少し、空になるとゲームオーバーになるシステムは、『DARK SOULS II』の要素を彷彿とさせます。アクション満載で日本の神話に基づいた物語は、ソウルライクが苦手なプレイヤーでも楽しめる難易度です。
そして、フロム・ソフトウェアとしては珍しいサバイバルホラーとして、2004年発売のPlayStation 2用タイトル『KUON』が挙げられます。この時代の他のホラーゲームの雰囲気を持ち、固定カメラ視点や、走ることで敵を引き寄せる要素など、『バイオハザード』初期作のような操作感とステルス要素が特徴です。3人のキャラクターそれぞれの視点で物語が展開し、各キャラクターが独自の武器で敵と戦います。
ソウルライクのルーツを感じる作品群
フロム・ソフトウェアの代表作であるソウルライクのルーツを感じさせる作品も複数存在します。2000年発売のPlayStation 2用アクションRPG『Evergrace(エヴァーグレイス)』は、まさに『DARK SOULS』の基礎を築いたタイトルと言えるでしょう。2人のキャラクターから選択でき、敵がランダムかつゆっくりとリスポーンするというシステムは、『DARK SOULS』とは異なる形の難易度を提供しています。また、ストーリーについてはほとんど情報が与えられず、プレイヤー自身が探索して世界観を理解していくという、現在のフロム作品に通じる語り口が既に確立されています。
また、同じく2000年発売のPlayStation 2用アクションRPG『Eternal Ring(エターナルリング)』も外せません。名前は『ELDEN RING』に似ていますが、ゲーム性はかなり異なります。一人称視点のRPGで、指輪を作成して魔法を唱えるシステムは、『ファイナルファンタジー』のマテリアに似ています。後の作品にどのように影響を与えたかを見る上では興味深い作品です。
さらに、フロム・ソフトウェア初期のRPGシリーズとして、1994年に初代PlayStationのローンチタイトルとして発売された『King's Field(キングスフィールド)』シリーズがあります。ソウルライクほどの難易度ではありませんが、初期は弱く、自然な成長システムによって徐々に強くなっていくバランスは、クラシックRPGファンにはたまらないでしょう。ボス戦よりも探索に時間を費やすことが多く、世界観をじっくりと楽しめる作品です。
隠れた名作と多様なジャンルへの挑戦
『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』の先駆けとも言えるのが、Xbox 360で2008年に発売された『SHADOW ASSAULT: TENCHU』です。『天誅』シリーズの一部であり、アクション性の高い忍者ゲームです。『SEKIRO』に似た感覚もありますが、よりアクションに重点が置かれており、洗練度では劣ります。
『LOST KINGDOMS』シリーズ(2002年、2003年)は、フロム・ソフトウェアとしては珍しいカードデッキを駆使するアクションRPGです。ターン制ではなくリアルタイム戦闘でありながら、カードデッキシステムを採用している点がユニークです。
2006年発売のPlayStation 3/Xbox 360用JRPG『Enchanted Arms(エンチャンテッド・アームズ)』は、フロム・ソフトウェアの作品としては珍しく、シリアスになりきれないキャラクターが登場し、物語全体にどこかコミカルな雰囲気があります。ソウルライクのようなフラストレーションのたまるボス戦から一息つきたい時に良い選択肢となるでしょう。
そして、1998年発売の初代PlayStation用アドベンチャーゲーム『Echo Night(エコーナイト)』シリーズは、宇宙を舞台にしたホラーSFアドベンチャーです。幽霊船に取り残された状況で、プレイヤーは自分を防御する手段を持たず、パズルを解いたり隠れたりして生き残るという、初期のホラーゲームによく見られるスタイルです。
フロム・ソフトウェアは1986年に設立され、『DARK SOULS』シリーズなどでゲーム業界の巨頭となるずっと前から、数多くのゲームを開発してきました。ソウルライクの新作を待ち望む間、これらの忘れられた名作をプレイして、フロム・ソフトウェアの長い歴史と多様なゲーム開発の軌跡を辿ってみるのも面白いのではないでしょうか。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| Chromehounds 発売日 | 2006年7月11日 |
| 御伽-OTOGI- 発売日 | 2003年8月27日 |
| KUON 発売日 | 2004年4月1日 |
| Evergrace 発売日 | 2000年10月26日 |
| Eternal Ring 発売日 | 2000年3月4日 |
| King's Field 発売日 | 1994年12月16日 |
| SHADOW ASSAULT: TENCHU 発売日 | 2008年10月8日 |
| Lost Kingdoms II 発売日 | 2003年5月13日 |
| Enchanted Arms 発売日 | 2006年8月29日 |
| Echo Night 発売日 | 1998年8月13日 |