ソニーのPlayStation独占タイトルの販売本数が2020年度以降減少傾向に! ピーク時の半分強に落ち込むもPC版展開方針転換で今後の戦略に注目集まる
2026年06月02日 | #ゲーム #ニュース | Eurogamer
ソニーのファーストパーティ製PlayStation独占タイトルについて、2020年度以降、販売本数が減少傾向にあるというデータがGame Fileによって報じられました。特に、PlayStation 5発売時の2020年度には5840万本とピークを記録しましたが、その後は減少し、2024年度には2890万本まで落ち込みました。2025年度には3210万本とわずかに回復したものの、ピーク時の半分強にとどまっているとのことです。ソニーはPlayStationを「最高のゲームをプレイできる唯一の場所」として位置づけ、自社スタジオに巨額の投資をしてきただけに、この販売減少は注目されています。
販売数減少の背景と戦略転換
販売数のピークは、PlayStation 5の発売時期と重なっています。PS5は世界中で品薄状態が続き、さらにPS4との後方互換性や、PS5とPS4の両方でゲームをリリースする戦略が功を奏し、両世代のコンソールで高い販売量を記録しました。また、新型コロナウイルスによるロックダウンもゲーム全体の収益を押し上げた要因として考えられます。しかし、近年はゲーム開発費用が高騰し、開発サイクルも長期化しており、ファーストパーティ製タイトルの販売戦略にプレッシャーがかかっている状況です。
PC版展開と今後の見通し
ソニーは2020年8月の『Horizon Zero Dawn』を皮切りに、一部のファーストパーティ製シングルプレイヤー向け独占タイトルをPC向けにも展開してきました。PlayStationでの初回リリースからPC版の登場まで、おおよそ1年の期間を設ける戦略を数年間維持していましたが、最近になって、独占的なシングルプレイヤータイトルをPCに移植しない方針に転換したことを発表しています。この突然ともいえる方針転換は、自社プラットフォームでの販売減少が少なからず影響している可能性も指摘されています。