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Steamが人気FPS『レインボーシックス シージ』の削除をUbisoftに警告か?Valveの市場支配力を巡る強硬なビジネス戦略が明るみに

2026年06月03日 | #ゲーム #ニュース | IGN

Steamが人気FPS『レインボーシックス シージ』の削除をUbisoftに警告か?Valveの市場支配力を巡る強硬なビジネス戦略が明るみに

ValveはPCゲーム市場の巨人として、その市場支配力を維持するため、時には強硬な手段を用いてきたことが報じられています。特に、Ubisoftが自社のストアでより安価な商品を提示した際、Valveが人気FPSゲーム『レインボーシックス シージ』をSteamから削除すると脅迫したとされる一件が注目されています。この情報は大々的なBloombergのレポートから明らかになったもので、独占禁止法訴訟の一環として公開されたメールによって、Valveの攻撃的なビジネス戦略が浮き彫りになっています。

Ubisoftへの強硬な対応

今回問題視されているのは、Ubisoftが自社のUPlayストアで『レインボーシックス シージ』のスターターパックをSteamよりも安価に提供した際の一件です。この事態に対し、Valveの従業員はUbisoftに対し、状況が改善されなければ「明日中に」Steamからゲームを削除すると警告したとのこと。この未公開のメールから、Valveが自社のプラットフォームでの価格競争力を維持するため、パブリッシャーに対して非常に強い姿勢で臨んでいたことが伺えます。

他のパブリッシャーにも及んだ影響

Ubisoft以外にも、Warner Bros. InteractiveもValveとの間で同様の問題を抱えていたと報じられています。2017年には、『シャドウ・オブ・ウォー』の予約販売価格が他の小売店よりも大幅に高かったとして、SteamのビジネスチームメンバーがWarner Bros. Interactiveの幹部に連絡。その結果、Steamでの予約販売が削除される事態に発展しました。これに対し、Warner Bros. Interactiveの当時の社長はすぐにValveと連絡を取り、問題の解決に努めたとされています。

価格公平性に関するValveの姿勢

独占禁止法訴訟の中で、Valveの担当者は価格公平性に関する明確なポリシーの存在を否定しています。「ポリシー」という言葉自体が官僚的に聞こえるとし、具体的なポリシーはないと主張しています。しかし、過去には同担当者自身が価格に関する声明を出していたにもかかわらず、その記憶がないと回答するなど、一貫性のない姿勢が露呈しています。今回の報道は、Steamの市場における優位性と、それを維持するためのValveの行動に改めて疑問を投げかけるものと言えるでしょう。

項目 内容
問題のゲーム レインボーシックス シージ、シャドウ・オブ・ウォー
関係企業 Valve、Ubisoft、Warner Bros. Interactive
報道元 Bloomberg