過激な暴力描写はキャラクターの追求!『Marvel's Wolverine』はアクセシビリティ機能でゴア表現の調整が可能、開発の狙いをディレクター陣が語る
2026年06月03日 | #ゲーム #発売 | Eurogamer
Insomniac Gamesが開発中の新作アクションゲーム『Marvel's Wolverine』について、クリエイティブディレクターのMarcus Smith氏とゲームディレクターのMike Daly氏が、本作の暴力描写の方向性について詳細を語っています。最新のゲームプレイ映像で確認できる通り、本作は非常に過激な流血表現とゴア描写が特徴となっており、これはウルヴァリンというキャラクターの本質を追求した結果とのことです。同スタジオはこれまで『Marvel's Spider-Man』シリーズや『ラチェット&クランク』シリーズといった幅広い年齢層に受け入れられる作品を手掛けてきましたが、今作では明確に大人向けのM指定ゲームとして開発されていることが強調されています。
強烈な暴力描写とキャラクターへの忠実さ
『Marvel's Wolverine』における暴力描写は、ウルヴァリンの持つ鋭利なアダマンチウムの爪を駆使した戦いを「本質的な体験」として表現するためには不可欠だったと語られています。敵の胴体や顔に爪を突き刺し、鮮血が噴き出す様子は、まるで『モータルコンバット』のように残忍で詳細に描写されています。ウルヴァリンが血まみれになった爪を振って血を振り払うシーンもあるなど、徹底したゴア表現が本作の核の一つとして位置づけられています。これは、プレイヤーを「ウルヴァリンの爪の中」に置くために必要なことであり、その結果として血なまぐさい表現が生まれたとしています。また、M指定の評価を受けたことで、より「感情的な闇や曖昧さ、葛藤」といった成熟した物語テーマを深く掘り下げることが可能になったとも明かされています。
アクセシビリティ機能による調整
過激な暴力描写が特徴の本作ですが、プレイヤーが流血表現やゴア描写を調整できるアクセシビリティ機能が搭載されるとのことです。Marcus Smith氏とMike Daly氏によると、ダイナミックな血しぶき表現をオフにできるだけでなく、手足の切断描写を無効にしたり、ウルヴァリンが爪でアッパーカットをするような固定カメラのアニメーションでさえぼかすことが可能だとしています。具体的には、物理演算に基づく血しぶきの飛散や、キャラクターの顔に爪が突き刺さるような過激な演出も検閲され、ぼかし処理が施される予定です。これにより、暴力表現が苦手なプレイヤーでも、ある程度は安心してゲームを楽しめるよう配慮されています。
リアルタイムで再現される再生能力
ウルヴァリンのもう一つの大きな特徴である超人的な再生能力も、本作では印象的に再現されます。戦闘中にウルヴァリンが深手を負い、体に大きな裂傷や傷跡ができても、それがリアルタイムで徐々に回復していく様子が描写されます。これは、敵の部位破壊表現と連動しており、敵にも大きな裂傷や装甲の損壊、スーツの破れなどがリアルに表現されるとのことです。プレイヤーはウルヴァリンが傷つき、そして回復していく様を目にすることで、彼のキャラクター性をより深く感じられるよう開発が進められています。
「死」の概念とセカンドライフメカニクス
ウルヴァリンは非常にタフなキャラクターとして知られていますが、本作では「死」の概念が存在します。体力が尽きて心臓が止まれば、彼の再生能力も停止し、ゲームオーバーとなります。しかし、最新のゲームプレイ映像で示された「セカンドライフメカニクス」により、十分な「レイジ」があれば、体内のアドレナリンによって心臓を再起動させ、回復の急増を得てゲームに復帰できるとのことです。これは「ラストスタンド」の瞬間にクローズアップされ、アドレナリンが体力に変換されるプロセスが詳細に描かれます。ただし、この後には「レイジがなくなった今、再び倒れたら終わりだ」という脆弱な期間が続くため、プレイヤーは慎重なプレイが求められることになります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プラットフォーム | PlayStation 5 |
| 発売予定日 | 9月15日 |