『EVE Online』が3つの大型拡張パック「Theaters of War」を発表!新規プレイヤー向けPvP無効星域「Exordium」やFPS『EVE Vanguard』との連携で宇宙と惑星が一体となる新たな戦いが始まる
PC向け宇宙MMORPG『EVE Online』は、今後1年ほどかけて「Theaters of War」と題された3つの大型拡張パックを順次リリースします。Fenris Creations(旧CCP)が開発を手掛けるこれらの拡張では、新規プレイヤーの体験、ゲーム内経済、そしてPvP要素に大きな変革をもたらすとのこと。特に、FPSゲーム『EVE Vanguard』との連携により、宇宙空間での大規模な艦隊戦から、惑星上での個人戦まで、多角的な紛争が展開される予定です。長年のプレイヤーだけでなく、これまで『EVE Online』に敷居の高さを感じていた人にとっても、新たな時代の幕開けとなりそうです。
新規プレイヤーを宇宙へ誘う「Cradle of War」
最初の大規模拡張「Cradle of War」は6月9日にリリースが予定されています。この拡張の目玉は、新規プレイヤーのために「Exordium」と呼ばれる新たな星域が導入されること。Exordiumは53の星系からなり、各NPC帝国に7つの星系が割り当てられ、アクセスしやすい中央貿易ハブも存在します。最大の特徴は、この領域ではPvPがデフォルトで完全に無効化されている点です。これにより、新規プレイヤーは安全な環境でゲームの基本を学び、宇宙での活動に慣れることができるとのこと。ただし、長期間留まることは想定されておらず、活動による報酬は低く設定され、税金も高いため、熟練プレイヤーにとっては魅力が薄い設計です。Fenris Creationsは、これまでPvPの厳しさから『EVE Online』を敬遠していたプレイヤー層を取り込み、ゲーム全体の活性化を図るとしています。また、この新しいハブは、プレイヤー企業の新規プレイヤー募集の場としても機能し、仲間を見つけやすくなるでしょう。
宇宙と惑星が連動する新たな戦場
「Theaters of War」シリーズの第2弾および第3弾となる拡張パックでは、FPSゲーム『EVE Vanguard』との本格的な統合が予定されています。これは、『EVE Online』の宇宙船パイロット「カプセリア」と、『EVE Vanguard』の地上兵士「ヴァンガード」が直接連携し、宇宙と惑星の両方で戦争を繰り広げるというもの。最初は限定的な方法での連携となるものの、最終的にはより深い統合を目指しているとのことです。また、大規模な軍事キャンペーンが季節ごとの勢力戦システムへと進化することも計画されています。約5ヶ月間のシーズンごとに異なる紛争が展開され、特定のルールや期間限定のモジュール、艦船の設計図が登場する可能性もあります。これらの勢力戦の成果は、新たな貿易ハブの創設、ハイパースペース航路の変更、あるいは高価値な資源地域の出現など、宇宙全体に永続的な影響をもたらすとしています。新規プレイヤーはExordiumでの経験を終えた後、この勢力戦に自然と合流できるよう導かれるとのこと。さらに、UIの現代化も進められており、新規プレイヤーが情報をより分かりやすく把握できるよう改善される予定です。
プレイヤーの情熱を呼び覚ます物語と報酬
第3弾の拡張では、これまでの要素がより密接に結びつき、勢力戦に参加するプレイヤーが常に変化し続ける宇宙を体験できるようになるとのこと。プレイヤーの所属勢力への誇りやアイデンティティを表現するための称号、実績、その他の報酬システムも導入される予定です。クリエイティブディレクターのBergur Finnbogason氏によると、「ボタンの押し方を学ぶだけでなく、自分の情熱と目的を見つけることが重要」とされており、新規プレイヤーがゲーム内で自分の役割や目標を見つけやすいよう、より直接的なフィードバックが提供されるとのことです。『EVE Online』版のストーリークエストである「エピックアーク」も新たに追加され、プレイヤーは戦士から産業家まで、様々なロールを体験し、New Edenの歴史に残る重要な出来事を追体験できるようになるとしています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| Cradle of Warリリース日 | 2026年6月9日 |