『Call of Duty』共同制作者ヴィンス・ザンペラ氏の功績を小島秀夫監督、フィル・スペンサー氏、トッド・ハワード氏らがDICE Summit 2026で追悼
2026年02月13日 | #ゲーム #イベント | IGN
先月55歳で急逝した『Call of Duty』シリーズの共同制作者で、Infinity WardおよびRespawn Entertainmentの共同設立者であるヴィンス・ザンペラ氏を称える追悼イベントが、DICE Summit 2026の基調講演で開催されました。多くの業界著名人が登壇し、ザンペラ氏のゲーム業界への多大な貢献と、彼が周囲の人々に与えた影響について語っています。
著名クリエイターたちが語るザンペラ氏の功績
イベントでは、Xbox責任者のフィル・スペンサー氏やBethesdaのトッド・ハワード氏といった業界の重鎮たちが、ザンペラ氏との思い出や彼から学んだことを共有しました。特に印象的だったのは、彼がチームを率いる際にエゴを捨て、常に最高のゲームを作るために尽力した姿勢です。ハワード氏は「ヴィンスはクールだった。彼ほど偽りのない人間を知らない」と語り、ザンペラ氏のゲームに対する揺るぎない情熱と、本質を見抜く洞察力を称賛しました。
小島秀夫監督も彼の功績を称賛
ビデオメッセージで登場した小島秀夫監督は、「彼がいなければ、現代のゲーム業界は存在しなかったかもしれない」とまで述べ、ザンペラ氏がゲーム業界全体に与えた影響の大きさを強調しました。また、EA Entertainmentの社長であるローラ・ミエル氏は、ザンペラ氏が「最高の父親」として記憶されたいと願っていたことにも触れ、彼の人間性にも光を当てました。ザンペラ氏は、周囲の人々を信頼し、支え、彼らが最高のパフォーマンスを発揮できるような文化を築き上げたことでも知られています。
『Call of Duty』から『Apex Legends』まで、数々の名作を生み出した軌跡
ザンペラ氏は、共同設立したInfinity Wardで『Call of Duty』シリーズを共同制作した後、Respawn Entertainmentを設立し、『Titanfall』シリーズや『Apex Legends』、『Star Wars Jedi: Fallen Order』、『Star Wars Jedi: Survivor』といった数々のヒット作を手がけました。彼の直近のゲームへの貢献は、『Battlefield 6』のディレクターとしての参加とのことです。DICE Summitの参加者には、ザンペラ氏への追悼メッセージを「Magic: The Gathering」のブランクカードに記入し、彼の家族に届けられる企画も実施されています。