IO Interactive開発の大ヒット作『007 First Light』の続編はAmazonがパブリッシングか?ジェームズ・ボンドゲームの未来に関するAmazon幹部の発言に注目が集まる
ジェームズ・ボンドを題材とした今後のゲーム作品について、Amazonのゲーム部門幹部が「IO Interactiveがパブリッシングを担当することはないだろう」との見解を示しています。これは、IO Interactiveが開発し、先月自己パブリッシングした『007 First Light』が大ヒットを記録した直後の発表であり、今後の007ゲームフランチャイズの展開に大きな影響を与える可能性があります。
AmazonによるIPの独占化が進む
今回の発表は、AmazonがMGMを買収し、その膨大な映画やテレビ番組のカタログ、そしてジェームズ・ボンドのIPを傘下に収めたことによるものとされています。さらに2025年2月には、Amazon MGM Studiosがボンドフランチャイズの「クリエイティブコントロール」を獲得したと発表しており、IPの管理を一層強化していることがうかがえます。IO Interactiveが手掛けた『007 First Light』は、発売初日で150万本の売上を記録し、同社の史上最速セールスを達成するなど大成功を収めていますが、Amazonのジェフ・ガッティス氏は、今後のボンド作品のパブリッシングはAmazonが手掛けることになると明言しています。
IO Interactiveの関与はまだ不透明
ガッティス氏は、「『007 First Light』については、AmazonがIPを取得する前のIO Interactiveとの契約に基づいていたため、完全な権利は持っていなかった」と説明しています。しかし、今後の作品については「MGM、そして理論的にはAmazon Game Studiosが担当する」としています。この発言は、IO Interactiveが将来のボンド作品、例えば『007 First Light』の続編の開発に関与する可能性を完全に否定するものではありません。もしIO Interactiveが続編を開発するとしても、パブリッシングはAmazonが行う形になるだろう、というのが現在の見方となっています。VGCのレビューでは『007 First Light』を「真の傑作」と評しており、IO Interactiveがボンドの世界観を14時間にもわたる壮大な冒険として見事に表現した点を高く評価しています。