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『Highguard』開発者が明かすローンチの舞台裏と苦悩、社内での高い評価とは裏腹にトレーラー公開後に始まった激しい誹謗中傷と業界への警鐘を鳴らす

2026年02月13日 | #ゲーム #発売 | GamesRadar+

『Highguard』開発者が明かすローンチの舞台裏と苦悩、社内での高い評価とは裏腹にトレーラー公開後に始まった激しい誹謗中傷と業界への警鐘を鳴らす

ゲーム開発スタジオWildlight StudiosのテックアーティストであるJosh Sobel氏が、同社で開発された新作ゲーム『Highguard』のローンチやマーケティング、そして世間からの評価について、自身の経験をブログで公開しました。Sobel氏によると、ゲームはリリース前から社内で非常に高い評価を得ており、「失敗するはずがない」とまで言われていたそうです。しかし、Game Awardsでのトレーラー公開を境に状況は一変し、開発チームは激しい誹謗中傷にさらされることになったといいます。

トレーラー公開後の予想外な展開と開発者の苦悩

Sobel氏のブログでは、『Highguard』のGame Awardsでのトレーラー公開後、彼と開発チームが経験した苦悩が詳細に語られています。公開直後から、Sobel氏の個人的なSNSアカウントには「数百人もの怒れるゲーマー」からのネガティブなリプライが殺到し、公式アカウントの投稿も同様に批判で溢れたとのことです。Sobel氏は精神的な負担からTwitterアカウントを非公開にせざるを得ませんでしたが、それでも一部のコンテンツクリエイターからは「臆病者」と嘲笑され、さらには彼が自身のバイオに記載していた自閉症を理由に「『woke trash』(ポリコレゴミ)だ」とまで言われる始末だったそうです。Sobel氏は、こうした一連の出来事が「非常に精神的に疲弊するものだった」と述べています。

ゲーム業界の現状と今後の懸念

Sobel氏は、『Highguard』の失敗の要因が全てゲーマー文化にあるとは考えていないものの、ゲームに対する「途方もない量の努力を費やした中傷」が、ゲームのチャンスを潰した一因であると指摘しています。また、彼はこのような「ゲームの失敗を喜ぶ」風潮が続くことで、長期的にはマルチプレイヤーゲームのイノベーションが停滞してしまうのではないかと危惧しています。彼がブログの締めくくりに記したのは、「情熱的な人々が、AIも企業の監視もなく、ただ楽しいゲームを作ろうとした私たちのスタジオは、このような仕打ちを受けるべきではなかった。少なくとも、私たちの失敗が公然と喜ばれることだけは避けてほしかった」という、切実な思いでした。Wildlight StudiosのCEOであるDusty Welch氏も、『Apex Legends』のように事前告知なしでリリースする予定だった戦略を、Game Awardsでの発表に変更したことが果たして正しかったのか、自問自答を続けているとのことです。

項目 内容
ゲームレビュー評価 3/5点 (海外メディア)