Nintendo SwitchのJoy-Conドリフト問題でフランスから約2億円の罰金が課される、消費者への情報提供不足が指摘される事態に
2026年06月09日 | #ゲーム #ニュース | Polygon
Nintendo SwitchのJoy-Conコントローラーに関する問題で、フランスの消費者権利局がNintendoに対して約120万ユーロ(約2億円)の罰金を科したと報じられました。これは、初期のSwitchユーザーが長年悩まされてきた「スティックドリフト」問題に対するもので、Nintendoが消費者に適切な情報提供を行わなかったことが指摘されています。
Joy-Conドリフト問題の背景とフランスでの制裁
SwitchのJoy-Conコントローラーは、発売当初からスティックが勝手に動く「ドリフト」現象で悪名を馳せていました。これは特に初期のSwitchで顕著で、当時のNintendo社長が謝罪し、無償修理を開始するほど大きな問題となりました。今回のフランスでの制裁は、Nintendoがこのハードウェアの欠陥を認識しながらも、長年にわたり沈黙を守り、消費者に不公平な情報提供をしていたと消費者権利局が結論づけたことによるものです。同局は、Nintendoがこの問題を明確にせず、一部のユーザーが無償修理を受けられずに新しいコントローラーを購入する事態を招いたと主張しています。
Nintendoの対応と今後の展望
Nintendoは、消費者を誤解させたという疑惑を否定しており、今回の罰金を「訴訟手続きの友好的な解決」と表現しています。同社は2021年に発売されたSwitch OLEDモデルでJoy-Conの改善を行ったと主張していますが、その後もスティックドリフトの報告は続いています。しかし、昨年発売されたとされる「Switch 2」では、新しいJoy-Conデザインによってこの問題の発生率が減少しているとのこと。今回の罰金はNintendoの利益から見れば比較的小額かもしれませんが、消費者権利に対する企業の責任を改めて問う形となりました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 罰金額 | 約120万ユーロ(約2億円) |
| 制裁機関 | フランス消費者権利局 |
| 対象製品 | Nintendo Switch Joy-Con |