『Tomb Raider: Legacy of Atlantis』の先行プレイで判明した魅力と課題、2027年の発売に向けた期待と課題とは
2026年06月11日 | #ゲーム #発売 | Polygon
Crystal Dynamicsが開発を手掛ける『Tomb Raider: Legacy of Atlantis』の体験版プレイレポートが公開されました。本作は、初代『トゥームレイダー』のリメイク版として注目されており、2027年2月12日の発売に向けて現在も開発が進行しているとのことです。先行プレイでは、その魅力的なゲームプレイと、発売延期の判断が正しかったことを示唆する課題の両方が明らかになりました。
大自然を冒険する魅力と手応えのあるパズル
今回の体験版では、プレイヤーはペルーのジャングル奥深くにある遺跡を探検するララ・クロフトを操作します。ゲームの舞台となるペルーの風景は、豊かな緑と霧がかった表現で描かれており、まさに世界を股にかける冒険という雰囲気が存分に味わえるとのことです。パズル要素も健在で、空間認識とプラットフォームアクションを組み合わせた手応えのある設計は、往年の『アンチャーテッド』シリーズを彷彿とさせます。たとえば、石の重りを操作して足場を作り、目的の場所へ到達するといった、伝統的でありながらも満足感のある謎解きが楽しめるようです。また、ララのグラップリングフックを使ったアクションも、高所を移動する上で重要な要素として活用されます。
スタイリッシュに進化した戦闘システム
戦闘システムも現代風にアップグレードされており、遺跡内で待ち受ける恐竜との遭遇では、ララの両手拳銃を駆使して戦います。敵の攻撃をかわしながらアクロバティックな動きを続けることでエネルギーが蓄積され、これを使用するとララがスローモーションで宙を舞いながら攻撃する、まるで『マックス・ペイン』のようなスタイリッシュなアクションが繰り出せるようです。ララ・クロフトのキャラクター性も魅力的に描かれており、『Mass Effect 3』や『Dragon Age: Inquisition』で知られるアレックス・ウィルトン・リーガン氏が声優を担当。彼女の自信に満ちた魅力的な声が、ゲームの世界観を一層引き立てます。キャラクターモデルも、初代PS1版の象徴的なタンクトップ姿を継承しつつ、現代的な洗練されたデザインに一新されており、90年代のゲーマーが夢見たようなビジュアルを実現しているとのことです。
発売延期の背景にある課題
今回のデモ版には、フレームレートの不安定さや、ララが水たまりから上がれないといった衝突判定の問題など、開発中のゲームによく見られる課題も確認されたようです。特に、ララのジャンプが不自然に浮遊しているように感じる操作感や、登れる壁が見つけにくいレベルデザインの不親切さが指摘されています。このような課題は、発売が2027年に延期された理由を裏付けるものであり、開発チームがこれらの問題に対処するために時間を必要としていることを示しています。Amazon Gamesがパブリッシャーを務める本作は、30周年を迎える『トゥームレイダー』シリーズにふさわしいリメイクとなるよう、さらなる磨き上げが期待されます。