『Stranger Than Heaven』は『龍が如く』の世界の「過去」を描く!2PAC登場の真相と新たな挑戦を横山昌義ディレクターが語る
セガのRGGスタジオが開発する新作アクションアドベンチャーゲーム『Stranger Than Heaven』について、横山昌義エグゼクティブディレクター兼スタジオ代表へのインタビューが実施されました。本作はこれまでの『龍が如く』シリーズとは一線を画す、よりシリアスな物語が展開されるとのこと。20世紀初頭の日本を舞台に、日米のハーフである主人公・大東真琴の数十年におよぶ人生と、変わりゆく時代、そして芽生える裏社会との関わりが描かれるという、意欲的な作品になりそうです。また、故ラッパーの2PACの顔と声がキャラクターとして登場することが大きな話題となっています。
新たな戦闘システムと広がる世界観
『Stranger Than Heaven』では、これまでの『龍が如く』シリーズとは全く異なる新しい戦闘システムを採用しています。横山ディレクターは、本作がスピンオフではなく完全に新しい作品であるため、物語とキャラクターに合ったシステムを最初から構築したと説明しています。このシステムは既存のシリーズ作品よりも挑戦的なものになっているものの、プレイヤーは新しいシステムを学ぶ過程そのものを楽しんで適応していくと語っており、難易度が高いことへの懸念はあまりないようです。 また、本作は5つの異なる時代を舞台に、5つの異なる都市が登場します。それぞれの都市は『龍が如く』シリーズでおなじみの神室町と同程度の規模感で構築されており、密度が非常に高く、多くの建物に入ることが可能になっているとのこと。ただし、各時代の雰囲気に合わない活動は無理に詰め込まれていないため、例えば1915年の建物でカラオケをするといった不自然な要素はないと強調されています。
シリアスな物語と2PAC起用の背景
本作の物語は、これまでの『龍が如く』シリーズに比べて全体的にシリアスなトーンで描かれています。日米のハーフである主人公・大東真琴が、異邦人に門戸を開かない世界で自分の居場所を見つけようとする姿が中心に描かれ、物語の序盤は特に主人公にとって厳しい経験が待ち受けているとのこと。ユーモラスな要素も存在するものの、全体としては重厚なテーマが深く掘り下げられています。 そして、最も注目を集めているのが、故ラッパーの2PACがゲームに登場する件です。横山ディレクターによると、キャスティングの初期段階でスヌープ・ドッグの起用が決まっており、彼が日本へ人々を導く密輸業者という重要な役割を担っているそうです。スヌープ・ドッグのキャラクター性を活かす形で、彼と関係性の深い人物として2PACの名前が挙がったとのこと。過去にも故俳優の菅原文太さんの顔と声を使用したキャラクターが登場した例があるため、故人の起用自体は初めてではありません。2PACの遺族や関係者と綿密に話し合い、許可を得た上で、彼らを尊重する形でキャラクターを制作したと語られています。 また、故人の声についてはAIで再現するのではなく、演技を重視するスタジオの方針から、キャラクターの個性を引き出せるような声優を起用しているとのことです。2PACの起用に対する批判の声があることも認識しつつ、横山ディレクターは、エンターテイメント作品には批判がつきものであり、批判を避けることだけを考えていては、人々に感動や深い体験を提供できる作品は作れないという信念を示しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プラットフォーム | 未定 |
| 発売日 | 未定 |