『アサシン クリード』生みの親が手がける新作『1666: Amsterdam』のプロローグが公開! 複雑な時代設定とAI使用疑惑で賛否両論に
2026年06月12日 | #ゲーム #発売 | Eurogamer
『アサシン クリード』の生みの親であるパトリス・デジレ氏が手がける新作『1666: Amsterdam』が、Summer Game Fest 2026のオープニングショーケースで発表されました。本作は、早期アクセス版が年内にリリースされ、プロローグはすでにプレイ可能となっています。しかし、このプロローグを巡っては、ジェネレーティブAIの使用疑惑や、その内容の分かりにくさから、プレイヤーの間で賛否両論が巻き起こっているようです。
プロローグが提示する3つの時代と謎めいたゲームプレイ
『1666: Amsterdam』のプロローグデモは、ゲームが舞台とする1666年、1999年、現代の3つの時代をまたぐ形で展開されます。1666年のパートでは、プレイヤーは魔女のようなキャラクター「ノア」として登場し、儀式のために大きな木へと向かいます。ノアは超自然的な力を持つ「コレクター」で、デモではオブジェクトに集中して相互作用する能力を駆使して、たいまつや火鉢に火を灯します。戦闘は描かれておらず、画面が不規則に揺れたり乱れたりする中で、動物を生贄にし、その内臓に触れると猫が腕に飛び込んでくるという、なんとも不穏なシーンが描かれます。
時代は現代へと移り、プレイヤーは女子大学生となり、ある大学図書館にいます。彼女は家族の謎めいた過去に繋がる手紙について教授に相談するため、図書館で手がかりを探します。そして、再び時代は1999年へ。プレイヤーはアムステルダムを歩く若いカップルを追いかけ、彼らがホテルの一室で儀式を始める様子を目撃します。物語はさらに続き、今度は猫の視点からプロローグ冒頭の光景を辿るという、複雑な構成になっています。
意欲的な試みと残された多くの疑問
このように、『1666: Amsterdam』のプロローグは、異なる時代と視点を縫い合わせるという、非常に野心的で大胆な試みがなされています。しかし、この限定的で制御されたゲームプレイでは、ゲームの核となる部分や、プレイヤーがどれほどの自由度を持って探索できるのかが非常に分かりにくいという点が指摘されています。公式の発表では、本作が三人称視点のストーリー主導型アクションアドベンチャーであり、「ノアが魔術を駆使して人間の顔の裏に隠された存在を暴く」とされていますが、具体的にどのようなゲームシステムになるのか、戦闘の有無や「存在を暴く」というアクションが何を意味するのかは不明瞭なままです。
プロローグでは、生成AIの使用が指摘され、スタジオは「見落としを認め、お詫びする。早期アクセス版や製品版にはAI生成アセットは含まれない」と謝罪する事態も発生しました。Steamでの評価も「賛否両論」となっており、多くのプレイヤーがゲームの全体像を掴みかねているようです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 早期アクセス | 年内リリース予定 |
| プラットフォーム | Steam (プロローグ版は利用可能) |