初代『Destiny』開発秘話:『Dark Souls』にインスパイアされた「序盤の強敵」は、開発者の粘り強い交渉の末に実装されていたことが明らかに!
2026年06月13日 | #ゲーム | GamesRadar+
初代『Destiny』の開発初期段階において、ワールドデザインリードを務めたNiles Sankey氏が、フロム・ソフトウェアの『Dark Souls』にインスパイアされた開発秘話を明かしました。特に、ゲーム序盤に高レベルのエネミーを配置するというアイデアは、多くの議論を呼んだものの、最終的にはプレイヤーに強い印象を残したとのことです。
『Dark Souls』から着想を得た難易度設定
Sankey氏によると、『Destiny』の初期エリアである「Cosmodrome」に「スカルヘルスバーのナイト(Hollowed Knight)」と呼ばれる強敵を配置したのは、『Dark Souls』での体験が元になっているそうです。『Dark Souls』のプレイヤーであれば、ゲーム開始直後に墓地へ足を踏み入れ、手痛い洗礼を受けた経験があるのではないでしょうか。あの「ここはまだ来るべきではない」とプレイヤーに直感させるデザインが、『Destiny』の高レベルエネミーにも応用されたとのことです。
開発陣を説得した粘り強い交渉
Sankey氏は、高レベルエネミーの配置について、他の開発者から「強すぎる、バグではないか。削除すべきだ」という意見が多数寄せられたことを明かしています。しかし、Sankey氏は「これは意図的なデザインだ。削除しないでほしい」と粘り強く説得を続けたそうです。その結果、これらのエネミーはゲームに残され、10年以上経った今でも多くのプレイヤーに「懐かしい」と語り継がれる存在となっています。プレイヤーに「やられることで学ぶ」という体験を提供したいというSankey氏の強い思いが、このユニークなゲームデザインを生み出したと言えるでしょう。