← 最新記事一覧

『ソニック』プロデューサー飯塚隆氏が語るAAAタイトル開発とインディーゲームの協業の可能性:映画業界との共通点から見るゲーム業界の未来とは

2026年06月15日 | #ゲーム | GamesRadar+

『ソニック』プロデューサー飯塚隆氏が語るAAAタイトル開発とインディーゲームの協業の可能性:映画業界との共通点から見るゲーム業界の未来とは

『ソニック』シリーズのプロデューサー飯塚隆氏が、AAAタイトルの開発には多大な時間と費用がかかる一方で、インディーゲーム開発から学ぶべき点が多いと語っています。同氏は、映画業界の例を挙げ、低予算ながら成功を収めた作品が、大規模な制作費をかけた大作を上回るケースがあることと、ゲーム業界が直面している課題には共通点があるとの見解を示しています。

インディー開発のスピード感と創造性

飯塚氏は、セガのような大規模な会社では、ビッグタイトルを制作するのに膨大な時間と資金、そして人的リソースを投入する必要があり、その投資を回収するためには多くの販売数が必要だと説明しています。一方で、インディーデベロッパーは、アイデアが生まれれば「非常に素早く」それを実行に移し、次々と新しいものを生み出すことができると指摘。このスピード感と創造性こそが、大手企業がインディー開発から学ぶべき大きな点だとしています。また、インディーデベロッパーとの協業は、「小規模チームのエネルギーと、アイデアを素早く形にする感覚」を得られるため、非常に刺激的であるとも語っています。

映画業界との共通点に見るゲーム業界の課題

飯塚氏は、AAAゲーム業界が抱える問題と、現在の映画業界が直面している状況との類似性を指摘しています。具体的には、大作映画が巨額の予算を投じても、必ずしも成功するとは限らない一方で、低予算で制作された作品が、観客に大きなインパクトを与え、ヒットを記録するケースが増えていることを挙げています。これは、ゲーム業界においても、莫大な投資が行われるAAAタイトルと、小規模ながらも革新的なアイデアで成功を収めるインディーゲームとの間で、消費者のエンターテイメント体験のあり方に変化が起きていることと共通すると同氏は分析しています。