無料プレイ化発表直後の開発者解雇に元リードテクニカルアーティストが胸中を告白!『Highguard』の厳しい船出とゲームアワード後の苦難を語る
2026年02月13日 | #ゲーム #発売 | Eurogamer
先日、無料プレイ化が発表されたばかりのゲーム『Highguard』の開発元Wildlightで、複数の開発者が解雇されたとのニュースが入ってきました。これを受け、同作の元リードテクニカルアーティストであるジョシュ・ソベル氏が自身のX(旧Twitter)で、ゲームのローンチとその後の状況について率直な思いを語っています。ゲームアワードでの発表後から「冗談の種にされた」と感じていたようで、そのデビューが「誤った思い込み」に基づいていたと振り返っています。
『Highguard』の厳しい船出と誤解
ソベル氏によると、『Highguard』はゲームアワード2025での発表トレーラーが公開された直後から、厳しい状況に直面していたとのことです。トレーラー公開前は社内での評価も非常に高く、チームはヒット作になるという自信を持っていたそうです。しかし、トレーラー公開後は、主に「数百万ドルの広告枠」という誤った情報に基づき、「開始1分で冗談の種にされた」と述べています。一部のジャーナリストもこの誤った情報を事実として報じたため、ゲームはすぐに「死に体」だと決めつけられ、多くのクリエイターにとっては「怒りを煽るコンテンツ」として格好の標的になってしまったようです。
大量の批判とレビュー爆撃
ソベル氏は、SNSでの動画が軒並み低評価を受け、コメント欄には「Concord 2」や「Titanfall 3がこれのために死んだ」といった定型的なミームが溢れかえったと語っています。ローンチ時には、1時間未満のプレイ時間、中にはチュートリアルすら完了していないユーザーから1万4000件以上のレビュー爆撃を受けたとのこと。ソベル氏は、ゲームの失敗をゲーマーのせいにするのは「ばかげている」としつつも、ゲーマーの「ばかげた量の努力」による誹謗中傷が『Highguard』の状況に大きく影響したことは否定できないと述べています。
開発チームの尽力と現在の状況
『Highguard』はローンチ直後、マップサイズや3対3のゲーム形式などに対する不満の声が上がっていましたが、開発スタジオはこれに対し、複数のコンテンツアップデートやパッチをリリースし、期間限定だった5対5モードを恒久的な機能とするなど、改善に努めていました。しかし、そうした努力も報われず、今回の解雇発表に至ったようです。現在のところ、『Highguard』自体はサービス終了したわけではなく、「核となる開発者グループ」が作業を続けているとのことですが、いつまで続くかは不明です。ソベル氏は「この冒険は突然、そして感情的に困難な形で終わりを迎えた」としつつも、「一秒たりとも後悔はしていない」と語っています。