『バルダーズ・ゲート3』の初代開発元による続編構想、出資者から「シングルプレイヤーRPGは売れない」と却下されていたことが判明。Larian Studiosの大成功後も資金調達のハードルは高いまま
2026年06月16日 | #ゲーム #発売 | GamesRadar+
『バルダーズ・ゲート3』が世界的な大ヒットを記録する以前、初代開発元であるBioWareの共同創設者トレント・オスター氏率いるBeamdog社が、続編の開発資金を確保しようと長年奔走していたものの、出資者たちから「シングルプレイヤーRPGはヒットしない」と見なされ、企画が実現しなかったことが明らかになりました。結果として、Larian Studiosが開発を手がけることになったとのことです。
大作RPGへの懐疑的な目
オスター氏によると、彼が様々な企業に『バルダーズ・ゲート3』の企画を持ち込んだ際、多くの出資者から「シングルプレイヤーRPGはそこまで大きな数字を出さないだろう」「IPはWizards of the Coastが所有しているのだから、なぜ我々が彼らのIP価値を高めるためにお金を出すのか。自社IPをやればいい」と懐疑的な反応が返ってきたとしています。Beamdog社の構想は、Larian Studiosが手掛けたものとは異なり、予算規模も数百万ドル程度のより小さなものでした。しかし、『ドラゴンエイジ』の生みの親であるデイビッド・ガイダー氏が参加していたにもかかわらず、資金調達は困難を極めたとのことです。
成功後の新たな課題
結局、Beamdog社は初代『バルダーズ・ゲート』のEnhanced Editionをリリースする権利を獲得し、これは現在、オリジナル版をプレイする決定版となっています。しかし、Larian Studios版『バルダーズ・ゲート3』の成功後も、状況は単純に好転したわけではないとオスター氏は指摘しています。現在では、「RPGは売れるが、巨大で莫大な資金が必要で、7人のロマンス可能なキャラクターや完全に忠実な会話、パフォーマンスキャプチャ、超高解像度でなければならない」という新たなハードルが設定され、小規模なプロジェクトにとっては別の意味で厳しい状況が続いているとのことです。