← 最新記事一覧

波乱万丈の歴史を持つアクションアドベンチャー『1666: Amsterdam』のデモ版公開、生成AIの使用に加えゲームプレイやシナリオにも問題点が露呈し、再考が必要との厳しい声

2026年06月18日 | #ゲーム #発売 | Polygon

波乱万丈の歴史を持つアクションアドベンチャー『1666: Amsterdam』のデモ版公開、生成AIの使用に加えゲームプレイやシナリオにも問題点が露呈し、再考が必要との厳しい声

Panache Digital Gamesが開発中の歴史アクションアドベンチャーゲーム『1666: Amsterdam』のデモ版が、Summer Game Fest 2026で再公開されました。2011年にTHQのタイトルとして開発が始まり、スタジオの破産を経て、初代『アサシン クリード』のクリエイティブディレクターだったパトリス・デジレ氏が再始動させたという、まさに波乱万丈な歴史を持つ本作ですが、今回のデモ版公開で、いくつかの問題点が露呈したようです。

生成AIの使用と杜撰な管理体制

開発スタジオは、デモ版の一部アートワークやアセットに生成AIが使用されていることを認めました。具体的には、ゲーム内ポートレートや外部マーケティング素材の一部に、初期バージョンのAI生成アセットが混入していたとのことです。スタジオは、この事態を「見落とし」と謝罪し、早急に人間が作成したバージョンに差し替えるアップデートを配信すると共に、アーリーアクセス版および製品版にはAI生成アセットは含まれないと表明しています。

没入感を損なうゲームプレイと稚拙なシナリオ

今回のデモ版は、ゲームプレイとシナリオにおいても多くの問題を抱えているようです。ゲーム冒頭の17世紀オランダを舞台にしたミステリアスな雰囲気は引き込まれるものの、現代パートの図書館での検索シーンでは、本を探すアニメーションが非常に不自然で、没入感を大きく損ねるとの指摘があります。また、主人公クリオが手に入れたペンダントが、なぜか父親の手紙を解読する鍵となるという、あまりにも都合の良い展開も目につきます。さらに、現代と過去を行き来するストーリー展開も、『アサシン クリード』からの影響を感じさせますが、その品質は残念ながら程遠いようです。

会話の品質に疑問符

デモ版のセリフの中には、「私は猫になったんだ、クリオ!そう、君はちゃんと読んだんだ!私は。猫。だったんだ。」といった、非常に稚拙なものも含まれており、開発期間15年という歴史を持つタイトルとしては、ライティングの品質に疑問符が投げかけられています。始まりの数分間はプレイヤーを引き込む力があったものの、デモの終わりにはその魅力が完全に失われると評価されており、現状のままでは「練り直しが必要」との声が上がっています。

項目 内容
開発元 Panache Digital Games
ジャンル 歴史アクションアドベンチャー
発表時期 Summer Game Fest 2026(再公開)