『System Shock 3』の開発が中止された理由が明らかに!ウォーレン・スペクター氏がパブリッシャーの経営破綻とTencentの関与を語る
2026年06月18日 | #ゲーム #発売 | Game Informer
ゲーム業界で「イマーシブシム」ジャンルの確立に大きく貢献したベテラン開発者、ウォーレン・スペクター氏が率いるOtherSide Entertainmentが、最新作『Thick as Thieves』を5月にPC向けにリリースしました。このゲームは、ステルスアクション要素を持つシングルプレイまたは協力プレイが可能な強盗ゲームで、現時点では早期アクセスと完成版の中間のような位置づけながら、そのアイデアは高く評価されています。しかし、多くのファンが気になるのは、同氏が手がけていた『System Shock 3』の現状でしょう。今回、スペクター氏がGame Informer誌のインタビューで、その開発中止の経緯を語っています。
『System Shock 3』開発中止の真実
スペクター氏によると、『System Shock 3』は17人のチームで開発が進められており、イマーシブシムらしい要素が満載で、自身が惚れ込んだコアメカニックも組み込まれていたとのこと。順調に進んでいた開発に暗雲が立ち込めたのは、当時のパブリッシャーだったStarbreezeが、スウェーデンにおける破産に相当する状況に陥り、全ての外部プロジェクトを中止すると決定したためです。この時点で開発は3年ほど進んでおり、チームは資金難に直面しました。
Tencentによる投資と今後の展望
Starbreezeの開発中止発表後、OtherSide Entertainmentは資金繰りに窮しました。しかし、そこで手を差し伸べたのがTencentでした。Tencentは「『System Shock』を大規模に展開したい」と申し出、OtherSide Entertainmentに投資を行うことで、スタジオの存続を助けたとのこと。スペクター氏はTencentに感謝の意を表しつつも、もし今後『System Shock 3』が開発されるとしたら、それはOtherSide Entertainmentではなく、Tencentが主導することになるだろうと語っています。スペクター氏が開発中に生み出したデータは彼のハードドライブに存在しますが、Tencentがそれらを使用する可能性は低いと見ています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 『Thick as Thieves』PC版発売日 | 2026年5月20日 |
| 『System Shock』PC版発売日 | 2023年5月30日 |
| 『System Shock 2: 25th Anniversary Remaster』PC版発売日 | 2025年6月26日 |