MSIが最新ハンドヘルドゲーミングPC『MSI Claw 8 EX AI+』を1,800ドルで発表、高騰するPCパーツがゲーマーを苦しめる可能性も示唆
2026年06月18日 | #ゲーム #発売 #ハード・周辺機器 | VGC
MSIは、最新のハンドヘルドゲーミングPC「MSI Claw 8 EX AI+」の価格を1,800ドルに設定したことを発表しました。この価格設定は、同社のマーケティングリードが「当社にとってもゲーマーにとっても厳しい年になる」と警鐘を鳴らす中で明らかにされたもの。PCパーツの価格高騰が続く現状を受け、高性能なハンドヘルドデバイスの入手がより一層困難になる可能性が示唆されています。
高性能を詰め込んだ「MSI Claw 8 EX AI+」の主な特徴
「MSI Claw 8 EX AI+」は、最先端のスペックを誇るハンドヘルドゲーミングPCとして登場します。このデバイスには、Intel Arc G3 Extreme CPUとIntel Arc B390グラフィックスが搭載されており、高いグラフィック処理能力が期待されます。また、32GBのLPDDR5xメモリと1TBのSSDストレージを内蔵することで、大容量のゲームも快適に動作するでしょう。ディスプレイには8インチのIPSタッチスクリーンを採用しており、鮮明な映像と直感的な操作性を提供します。これらのハイスペックは、まさにゲーマーの要求に応えるべく設計されたものです。
厳しい市場状況とMSIの取り組み
MSIの製品マーケティングリードであるアンディ・チュー氏は、FRVRとのインタビューで、今回のハンドヘルドデバイスをできるだけ手頃な価格で提供しようと努力したものの、コンポーネントのコストが非常に高かったと説明しています。メモリやストレージのコスト削減のため、サプライヤーとの関係を深めるなどあらゆるアプローチを試みたとのこと。しかし、最終的な価格は現在の市場状況を反映したものとならざるを得なかったようです。チュー氏は、この状況がMSIだけでなくゲーマーにとっても厳しい年になるとの見解を示しています。
高騰するハードウェア価格
チュー氏は、現在のハンドヘルド市場が、デバイスに多額の投資ができるプレイヤーを対象としていると指摘。例として、かつては手頃な価格で入手できたSteam Deckも、最近の値上げで高価になっていることを挙げています。昨年にはValveがSteam Deckの価格を大幅に引き上げ、512GBモデルと1TBモデルが40%以上値上がりしました。これに続き、任天堂はNintendo Switch 2の価格を9月1日から値上げすると発表。ソニーもPlayStation 5 Proを含むコンソールの価格を少なくとも10%引き上げ、MicrosoftもXbox Series X/Sの価格を2度値上げしています。このように、ゲームハードウェア全体の価格が高騰している状況が浮き彫りになっており、チュー氏は今後さらに価格が上昇する可能性も示唆しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| CPU | Intel Arc G3 Extreme |
| グラフィックス | Intel Arc B390 |
| メモリ | 32GB LPDDR5x |
| ストレージ | 1TB SSD |
| ディスプレイ | 8インチ IPSタッチスクリーン |
| 価格 | 1,800ドル |