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『マジック:ザ・ギャザリング』で25年越しのジョークがまさかのカード化! 長すぎる名前を持つキャラクター「アスモ」が「モダンホライゾン2」で奇跡の登場!

2026年06月19日 | #ゲーム | Polygon

『マジック:ザ・ギャザリング』で25年越しのジョークがまさかのカード化! 長すぎる名前を持つキャラクター「アスモ」が「モダンホライゾン2」で奇跡の登場!

トレーディングカードゲーム『マジック:ザ・ギャザリング(MTG)』の拡張セット「モダンホライゾン2」が5年前に登場し、そのドラフト環境や再録カード、多彩なカードデザインで瞬く間に高い評価を得ました。特に1枚のカードが異彩を放ち、まるで猫がキーボードの上を歩いたかのような長い名前を持つキャラクターが、25年越しのジョークとして現実のカードになったことが大きな話題となっています。このキャラクター「アスモラノマルディカダイスティナクルダカール(通称アスモ)」は、MTG初期からのファンにはおなじみで、ウィザーズ・オブ・ザ・コーストが「絶対にカード化できない」と長年主張してきた伝説のクリーチャーです。

25年越しのジョークがまさかのカード化

「アスモ」がMTGの神話に登場したのは、意外にも初期のカード「花崗岩のガーゴイル」のフレイバーテキストでした。当時、カード下部の空白スペースを有効活用しようと導入されたフレイバーテキストに、「ほとんどの地上の住人は幸いなことに知らないが、ガーゴイルは適切な道具さえあれば最高に美味しいご馳走となる。」という文章とともに、その著者として「アスモラノマルディカダイスティナクルダカール、冥界の料理書」と記載されていました。これは当時単なるジョークであり、深い意味はなかったものの、その奇妙に長い名前がコミュニティで瞬く間に人気を博し、1990年代初頭のミームとして広まりました。

カード化を阻んだ「文字数制限」とデザインの工夫

アスモは、その31文字という途方もなく長い名前が、標準的なMTGカードのタイトルバーに収まらないという物理的な制約から、長らくカード化が不可能とされていました。ヘッドデザイナーのマーク・ローズウォーター氏は、彼女を「公式カードにならないキャラクターの究極の例」として挙げ、文字サイズを判読不能なほど小さくするか、マナコストの概念を排除しなければならないと指摘していました。しかし、「モダンホライゾン」セットは、MTGのデザインにおける標準的なルールを迂回するように設計されており、冥界のシェフとその料理書が登場する完璧な環境となりました。デザイナーたちは、彼女の名前を最小限の読みやすいサイズでタイトルバー全体に押し込み、さらにルールテキストから名前を完全に削除するという画期的な解決策を考案しました。

カードテキストの革新的なアプローチ

アスモのカードは、彼女自身を参照する代わりに、その能力のみで定義されています。彼女を唱えるには、カードを1枚捨てることで「狂気」能力をアンロックし、1点の黒マナまたは赤マナを支払って戦場に出す必要があります。そして、彼女が戦場に出た際、ライブラリーから「冥界の料理書」というアーティファクトカードをサーチできる能力を持っています。これにより、25年越しのジョークが完成し、アスモは単なる伝説のクリーチャーとしてだけでなく、ファンに愛されるユニークなキャラクターとして、MTGの歴史にその名を刻むことになりました。

項目 内容
ゲームタイトル 『マジック:ザ・ギャザリング』
収録セット モダンホライゾン2