Xbox Game Passで評価されたアドベンチャーゲーム『South of Midnight』、その開発スタジオが閉鎖の危機に直面しているとのこと
2026年06月20日 | #ゲーム #発売 | Polygon
Xbox Game Passで提供中のアドベンチャーゲーム『South of Midnight』が、その独特の世界観と感動的なストーリーで多くのプレイヤーから絶賛されています。この作品は、かつて『Contrast』や『We Happy Few』を開発したCompulsion Gamesが手掛けており、マイクロソフトに買収されて以来、同スタジオが開発した唯一のゲームとして知られています。しかし、ゲームの評価とは裏腹に、開発元のCompulsion Gamesが閉鎖の危機に瀕しているとの報道があり、ゲームコミュニティに衝撃が走っています。
深南部を舞台にしたゴシックな物語
『South of Midnight』は、アメリカ深南部を舞台にした現代のゴシックな民話です。プレイヤーは、若き「ウィーバー」であるヘイゼルとなり、ハリケーンで消息を絶った母親を探す旅に出ます。その道中で、ヘイゼルは亡き父親を含むコミュニティのメンバーたちの心揺さぶる過去や、モンスターと化したワニさえも共感できるキャラクターとして描かれるなど、深みのある物語が展開されます。巨大な喋るナマズやブルースの伝説的人物など、深南部の伝承に登場するような魅力的なキャラクターが多数登場し、特に夜中に一人で外に出ている子供を誘拐するとされるハギン・モリーが敵として登場するなど、その設定はゲームの世界観と物語に深く根ざしています。ストップモーションアニメーションのような美しいグラフィックと、思わず足でリズムを取りたくなるような音楽も、このゲームを特別なものにしています。
惜しまれる開発スタジオの未来
このゲームは、複数の権威ある賞にノミネートされ、新IP部門でBAFTAを受賞するなど、そのストーリーテリング能力は高く評価されています。XboxのCCOであるマット・ブーティー氏自身も、これらの受賞がゲームの物語性を証明するものであると語っており、「新しいIPが生まれ、物語が語られる場所」に注力していると述べていました。しかし、その言葉とは裏腹に、開発スタジオの閉鎖の噂は、Xboxの今後のIP戦略に疑問を投げかけています。ゲームはXbox Game Passで提供されており、このサービスを通じて多くのプレイヤーに発見される機会を得ましたが、もし発売当初からマルチプラットフォームで展開されていれば、さらに多くのユーザーに届き、異なる結果を生んでいたかもしれません。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プラットフォーム | Xbox Game Pass |
| ジャンル | アドベンチャー |
| 開発 | Compulsion Games |