PlayStationがPC版タイトル展開方針を転換か? 年次事業報告書からPC展開に関する言及が削除、今後のシングルプレイヤータイトルはPS5独占に?
PlayStationが年次事業報告書を更新し、PC版タイトル展開に関する言及を削除したことが明らかになりました。これまでPC版展開を積極的に進めていたPlayStationの戦略が大きく転換される可能性が高まっています。この変更は、今後のPlayStation向けシングルプレイヤータイトルが、PlayStation 5の独占タイトルとなることを示唆しているとのことです。
今後のPlayStationタイトルはPS5独占に?
今回削除されたのは、昨年の報告書に記載されていた「ソニーはファーストパーティタイトルをPCのような複数のプラットフォームに展開する努力を継続する計画です」という一文です。この文言が今年の報告書から完全に姿を消したことで、今後のPlayStation Studios製シングルプレイヤータイトル、具体的には『Ghost of Yotei』、『Saros』、そして『Marvel’s Wolverine』といった作品がコンソール独占となる見込みです。PlayStationはこれまで、PS5版リリース後にPC版を投入するという戦略をとってきましたが、今後はこの方針が見直されることになります。
AI活用と事業目標の見直し
PlayStationの年次事業報告書では、PC版タイトル展開に関する変更の他にも、いくつかの注目すべき変更点が見られます。特に、ソニーが「スタジオの創造性を解き放ち、PlayStation体験をさらに向上させるためにAIを活用している」という新たなセクションが追加されました。ソニーは今年初めからPlayStationゲーム開発におけるAIの活用計画を打ち出し、その導入にコミットしているとのことです。また、事業目標から「収益性のある」という言葉が削除された点も注目されます。これは、半導体不足によるハードウェア価格の高騰といった継続的な影響を考慮した結果と推測されています。2025年には「PS5のインストールベースを継続的に拡大すること」を目指していましたが、今年は「メモリ半導体の価格上昇と供給不足の影響を受ける」と記載されています。