ファンタジー小説『氷と炎の歌』シリーズ最新作『冬の狂風』、前作からの間隔がシリーズ最初の5冊の刊行期間を超える異例の長期化に
ゲームファンなら誰もが知る人気ファンタジー小説シリーズ「氷と炎の歌」の第6部『冬の狂風』を巡る状況が、ちょっと驚きの節目を迎えています。なんと、原作者ジョージ・R・R・マーティン氏がシリーズ最初の5冊を出版するのにかかった期間よりも、『竜との舞踏』から『冬の狂風』のリリースまでの期間が長くなってしまったとのことです。
待望の新作、過去最長の間隔に
最初の5冊は、1996年刊行の『ゲーム・オブ・スローンズ』から2011年刊行の『竜との舞踏』まで、約15年(5,457日)という期間でリリースされていました。しかし、『竜との舞踏』の発売日である2011年7月11日から現在(2026年6月21日)まで、すでに5,458日が経過しており、前作から今回の新作までの間隔が、シリーズ全体の最初の5冊の刊行期間を上回ってしまった形です。この事実はX(旧Twitter)でも指摘され、多くの読者が改めてその長期化に驚きを隠せないでいるようです。
長期化の背景にあるマーティン氏の多忙
『竜との舞踏』以降、『冬の狂風』の執筆が長期化している間、ジョージ・R・R・マーティン氏が遊んでいたわけでは決してありません。彼は「氷と炎の歌」の世界を舞台にした他の多くの書籍を執筆しています。さらに、HBOのドラマシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」や「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」、そして新たなドラマ「七王国の騎士」といったテレビ番組にも多大なる貢献をしており、多忙を極めている様子が伺えます。これらの活動が、メインシリーズの新作の執筆に費やせる時間を限定しているのは間違いないでしょう。
いつになる?いまだ不明な発売日
しかし、ドラマ版「ゲーム・オブ・スローンズ」の結末に不満を抱き、1996年のシリーズ開始当初から追いかけているファンにとっては、『冬の狂風』の完成を待ち望む気持ちは非常に強いものです。ポリゴン誌は今年5月、過去20年間における『冬の狂風』に関する全ての情報やヒントをまとめた包括的なタイムラインを公開しました。それによると、この本の最新情報が最後に更新されてから1年以上が経過しており、いまだに『冬の狂風』がいつリリースされるのかは全く分かっていない状況です。