『Unreal Engine』開発のベテランSjoerd De Jong氏がEpic Gamesを退社、AI統合加速で業界は「極めて重要な転換点」へ
長年Unreal Engineの開発に携わり、Epic Gamesで要職を務めてきたSjoerd De Jong氏が、12年間在籍したEpic Gamesを退社しました。De Jong氏は業界の大きな変化に適応する必要があると感じているとのことです。
業界の変革期とDe Jong氏の退社
De Jong氏は、LinkedInの投稿で「この時代は終わりを告げた」と述べ、自身の働き方が変化していく業界の潮流に合わなくなっていることを示唆しています。彼は1999年にUnrealのレベル制作を始めてから27年間、Unreal Engineに携わってきました。Epic Gamesには2014年にリードエバンジェリストとして入社し、Unreal Engine 4を開発者に紹介する役割を担っていました。その後、2020年から2025年まで開発者エクスペリエンスのシニアディレクターを務め、直近では未発表の新規プロジェクトのプロダクト担当シニアディレクターを務めていたとのこと。De Jong氏は、業界が「極めて重要な転換点」に差し掛かっていると見ており、変化に適応することの重要性を強調しています。
AI統合が加速するUnreal Engine
De Jong氏の退社が報じられたのと同じ週に、Epic GamesはUnreal Engine 6におけるAIモデルとの連携強化について言及しています。先日開催された「State of Unreal」イベントでは、Unreal Engine 6でClaudeやGeminiといった大規模言語モデル(LLM)を直接利用してコンテンツを生成するデモンストレーションが披露されました。例えば、Claudeのプロンプトウィンドウを使って仮想アパートメントに家具を配置したり、都市のシーンのライティングを時間帯に応じて変更したり、静止画を参考に設定を調整したりする様子が紹介されました。Epic Gamesは、AIがレベルデザイン、キャラクターリグ、パーティクルシステム、スキニングの骨のウェイト調整、ライティング調整など、開発者が通常時間を要する手作業のタスクを高速化し、クリエイティブな作業に集中できるようにすると説明しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| De Jong氏 Epic Games在籍期間 | 12年間 |
| De Jong氏 Unreal Engine関連キャリア | 27年間 |