セガ、高評価も販売不振の『Sonic Racing: CrossWorlds』と『Shinobi: Art of Vengeance』を受け、マーケティング戦略をインフルエンサー重視へと大幅転換の方針を発表
セガは、2025年にリリースしたタイトル『Sonic Racing: CrossWorlds』と『Shinobi: Art of Vengeance』が、高い評価を得たにもかかわらず、販売目標を達成できなかったと発表しました。この状況を受け、同社はマーケティング戦略を大幅に見直す方針を明らかにしています。特に、今後はインフルエンサーやファン層の拡大を重視するとのことです。
販売目標に届かなかった2タイトル
セガの最新事業報告によると、『Sonic Racing: CrossWorlds』は発売時に100万本以上の販売を記録しましたが、両タイトルともに社内の期待値には及ばなかったとされています。メタスコアは『CrossWorlds』が82点、ユーザー評価が8.6点、『Shinobi: Art of Vengeance』はメタスコア87点、ユーザー評価8.3点と、批評家からもユーザーからも高い評価を得ていたにもかかわらず、です。この結果を受けて、セガは販売とマーケティングのアプローチを刷新する必要性を強く認識しているとしています。
グローバル戦略とインフルエンサー重視へ
セガは、販売不振の原因として、現在の販売・マーケティング戦略が時代に合っていないと判断しているようです。今後は、組織構造とマインドセットの両面で「根本的な変革」を行い、「販売を促進するファンダムの構築と拡大」に注力するとしています。具体的には、従来のターゲット広告から「ファンダム」、著名人、そしてインフルエンサーによる第三者推奨の拡大へと重点を移すとのことです。また、これまでの地域ごとの販売組織を見直し、より統合されたグローバル戦略を持つ体制へと移行する計画も明らかにしています。
今後の新作情報も
事業報告では、すでに発表されている『Stranger than Heaven』と『Persona 4 Revival』に加えて、2027年3月31日までに、主要IPから2つの新作タイトルをリリースする予定であることも示されています。セガは近年、『Crazy Taxi: World Tour』、『Virtua Fighter Crossroads』、『Persona 6』、『Total War: Warhammer 40,000』、『Total War: Medieval III』、『Alien Isolation 2』といった強力なラインナップを発表しており、今後の展開にも期待が高まります。