EAの幹部がAIによるゲーム開発の「創造性の向上」を強調するも、社内では賛否両論? 業界のAI活用は加速するのか?
2026年06月23日 | #ゲーム #アプデ | Eurogamer
EAのエンタープライズ開発部門プレジデント、ローラ・ミエレ氏が、ゲーム開発におけるAIツールの活用について、同社のスタジオで「創造性が著しく向上した」との見解を示しました。ミエレ氏は、今年のSummer Game Festで開催されたGame Business Liveで、AIツールの進化が開発期間の短縮につながるかという問いに対し、肯定的な意見を述べたとのことです。
AIがもたらす開発の変化
ミエレ氏は、AIが開発パイプラインやツール、ワークフローから「摩擦を取り除く」のに役立っており、その結果として「退屈な作業が減り、プロトタイピングや創造性が加速している」と語っています。また、創造性に関する議論も迅速に進み、合意形成が早くなっていると指摘しています。これにより、開発者は「キャリアを決定づけるような体験」の創出に集中できるようになったとしています。
EA社内でのAI活用と業界の動向
EAは以前からAI活用を推進しており、昨年10月には、コード作成からコンセプトアート、さらには管理業務に至るまで、約1万5000人の従業員にAIを推奨していると報じられました。CEOのアンドリュー・ウィルソン氏も2023年には、AIが「ビジネスの中核」であると述べ、100を超えるAIプロジェクトが進行中であることを明かしています。 しかし、Business Insiderの報道によると、一部の従業員からは、自身の仕事を使ってAIツールを訓練することへの不安や、社内チャットボット「ReefGPT」が生成するコードに欠陥があるといった不満の声も上がっているようです。 業界全体では、PlayStationがAIによる生産性向上計画を発表したり、カプコンも生成AIの有効性を確認していると報告しています。また、Epic Gamesは新しいUnreal Engine 6でAI技術の主要なサポートを予定しているとのことです。